【渡米】アメリカの保険がややこしすぎる!~後半~
こんにちは、くみです。
本日も前回に続き、アメリカの保険に関して、私なりの解釈というか頭の中整理をします。
あくまで、私がいろんなサイトを見て調べてたどり着いた解釈ですので、読まれる方は参考程度に。間違いもあるかと思いますので。
では、後半戦いきましょう!
今回は下記について。
- 日本の保険と違いすぎるアメリカの保険内容
- 知っておいた方がいい保険用語
<3.日本の保険と違いすぎるアメリカの保険内容>
日本の国民皆保険の内容って聞かれても、意外と「?」になりません?
保険の内容って何?って思いますよね。というか考えたことありませんでした。笑
だって、内容っていうか、保険証があれば、基本的にはどんな病院行っても3割負担で済むんだもん。
そう。一律3割負担っていう、単純かつ明快なのが日本の国民皆保険の内容。
難しい治療内容とか考えなくってOK。そして点数制でどの内科に行こうがそんなに値段は変わらない。風邪ひいて熱出たから内科に行こう。大体5000円もかからないで済みます。これに処方箋もらって薬局行って、せいぜい1000円以下でお薬もらう。なので、1回病院行く時は大体1万円もあれば十分っていう認識でした。
だがしかし。アメリカは全然違った。。。
根本的に、医療保険ってとりあえず3割自己負担、ていう認識しかなかったので、そもそもアメリカの保険内容を読んでも、最初は意味がわかりませんでした。どこに何割負担って書いてあるんだろう?と探しても全然書いてない。
そりゃそうだ。だって保険の内容が根本から全然違うんです。最初、日本の保険との比較で考えようとしてましたが、比べられるものではない、と思ってやめました。笑
まずそもそも、アメリカの保険を選ぶ時はどこの病院(というかお医者様)を使うか、が一番最初の基本事項になっているようです。
アメリカで生まれ育っている人で引っ越しをしていないのであれば、子供のころからかかっているお医者様がいますよね。ホームドクターと言って、とりあえず何か気になることがあれば最初に相談する相手、という感じ。
で、お医者様は保険会社のネットワークに加入しており、自分が入っている保険を提供している保険会社のネットワークにそのお医者様が入っていないと、そのお医者様にかかった時に保険を適用してもらえません。100%自己負担です。
なので、根本的に、よく使っているお医者様がどの保険会社のネットワークに入っているか、というのが保険を選ぶ上での最初の判断基準のようです。
実際、こちらで子供を病院についていこうと思った時、義両親に勧められて選んだ本土では有名な大手保険会社の保険が適用されない小児科医が多くて、通わせたいな、と思った小児科医軒並み保険適用外で諦めた経緯があります。笑
ハワイという土地柄、本土の大手ではなく、ハワイの保険会社の方がネットワークとしては強かったんですよね。
というふうに、まずは使いたいお医者様がその保険会社のネットワークにいるか、が 初めのステップ。
続いて保険を選ぶ上での大枠として、PPO・HMOというのがあります。上述した保険会社とお医者様のネットワークを基準として、どこまで保険が適用されるか、という条件設定の違いです。
PPO=Prefered Providers Organizationは、一言でいえばオールマイティ型。ネットワークの中はもちろん、外でも保険を適用してもらうことは可能ですが、割高になる設定。
HMO=Health Maintenance Organizationは、ネットワーク外ではほとんど保険が適用してもらえない設定。かつ、PCP(Primary Care Provider=主治医)を指定しなければならず、まずはこの指定した主治医の先生に見てもらい、必要があれば専門家への紹介状を書いてもらって医療行為をする、という条件があります。
もうすでに信頼できるホームドクターがいるなら、HMOでもいいかな、とは思いますが、まだこちらに移住したばかりの私は、いろんなお医者様にかかれるように、と思ったのと、会社の方のすすめでPPOの方を選択しました。
子供のも、次のタイミングでは保険会社を変えて、PPOにしたいな、と思ってます。
ただ、PPOの方が保険が適用される範囲が拡大されるので、割高になるんですよね。
で、ですね、上記までで、保険会社、PPOかHMOか、が決まりますね。
次は本題、保険内容ですね。
調べていて気づいたんですが、アメリカは日本の点数制とは異なるので、ぶっちゃけお医者様が自由に医療行為の値段を決められるっぽいんですよね。まぁある程度の通例というか慣習はあるかと思いますが。
そして、それにプラスして、お医者様と保険会社の間でも、診察料の値段交渉があるらしくって。
つまり、診察料もお医者様によって異なれば、同じお医者様でも保険会社との交渉によっても値段が変わるらしくて。
いや、そんなんどうやって判断しろと?笑
千差万別やん。むりやん。笑
でですね、まぁもう仕方がないので、この際詳しく考えるのはやめました。笑
実際、自分が保険に入ろうとしていた当初はPCPやらPPO・HMOとかもう理解しきれていなくて、なんとなくで入ってしまったんですが(特に自分の分ね)。
私が最終的にたどり着いた保険内容の判断基準は、
①月々の負担を大きくして普段からお医者様にかかりやすくし、いざという時も安心
②月々の負担を小さくして、お医者様に行かない、いざというとき自己負担大きい
上記の2択でした。笑
これが前回の記事で書いた「究極の選択」。笑
次の章にかかってきますが、保険を判断する上で、重要だなと思った項目が、Deductible・Co-pay・Out-of-pocket Maximumですね。というか、前回の記事でリンクを貼った連邦政府のサイトでプランを選ぶ時に、大きく出ている項目なんですよね。
ここではアメリカの保険ならではの用語を先に理解しないと、内容の詳細に入れないので、先に用語説明に入っちゃいます。
<4.知っておいた方がいい保険用語>
保険内容、という点で重要なのが下記です。
もう日本語の該当単語とかないので、そのまま説明書いちゃいますね。
Deductible:
保険が適用されるまでに自分で支払わなければならない金額のこと。意味わかりません。保険入ってるのに、保険適用まで自己負担額が設定されてるって何。笑 もちろん、これが$0の保険もあります。ただし、月々の保険料が高い。通常、$1000〜$8000くらいで設定されている印象です。
Co-pay:
とりあえずお医者様にかかったら、その場で払わなければならない金額のこと。大体$12〜$25くらいで設定されているものが多いです。基本的にはこのCo-payを払った残りは保険会社が負担してくれるらしいですが、対象じゃない医療行為とかがあった場合、別途後述のCo-insuranceが設定されていたり、むしろ全額負担だったりあるらしいですが、基本的にはCo-payを払ったら終わりっぽいです。Co-payでカバーされない医療行為があった場合、自己負担額からこのCo-payが差し引かれた後の請求金額が、あとから郵送で請求書が届くそうな。
今のところ、私は数日前に一度病院にかかっただけなので、窓口で実際に$12払っただけでまだ請求書が届いてないんですよね。請求が来るんだろうか。こわ。ちゃんと窓口で確認すべきだった。笑
Out-of-pocket Maximum:
年間で自己負担をする限度額です。これを超えた場合、保険会社がすべて負担してくれる設定です。大体$8000くらいの印象です。
Premium:
月々支払う保険料のこと。Feeって言わないんだよね。最初何かと思った。これが小さいほど自己負担額が大きく、これが大きいほど自己負担額が小さい印象。Open Enrollmentの場合、収入額に応じてTax Creditという補助金をもらうことができ、PremiumからTax Creditを引いた金額を月々払えば良くなります。
Co-insurance:
日本で言う自己負担%。20%〜30%が主流で、Deductibleが設定されている場合、Deductibleに到達してから適用されます。基本的にはCo-payかCo-insturanceのどちらかが設定されている感じ。
上記の説明だけじゃわかりにくいので、例を挙げましょうか。
例えば、Deductibleが$1000で設定されていて、Out-of-Pocket Maximumが$8000で設定されている保険に加入している場合。例えば病気にかかって、定期的に通院したとしましょう。
病院にかかって最初の$1000までは自分で払わなければなりません。仮に1回の診察が$250とした場合、4回行ったら$1000に到達します。
年間通してDeductible=自己負担額が$1000を超えたら、そこから保険が適用されます。なので、5回目からは保険が適用されます。Co-insuranceで自己負担20%としたら、1回あたり$50を負担しないといけません。14回目まで通院して、5回目〜14回目までの自己負担は$500かかります。ここまでで$1500自己負担しました。
また、手術が必要となり、その費用が$32,500かかったとしたら、20%分の自己負担額で$6,500支払うことになります。ここで自己負担額の合計が$8000まで到達してしたので、そこから先は保険会社が全額負担をしてくれるようになります。
とまぁ、こんな感じです。
。。。ややこしいですね〜。一律全部30%負担でええやん、と思ってしまう。笑
この例でお分かり頂けるように、ともかく複雑な内容であるアメリカの保険。
ただただ金額で比較検討が出来ないんです。
上記の場合で、Co-insuranceではなくCo-payだったら、Out-of-pocket Maximumに到達するまで長くなりますよね。
今回は手術も同じ20%負担にしましたけど、Co-payの場合は手術費用の負担は別途設定されてると思います。
ただでさえ条件が色々ある上に、月々の保険料が日本人の感覚からしたら高い!
私1人で$300〜$500かかるんですよ。
当時は年収のおかげでTax Creditが使えて$100くらいに抑えられましたが。
A、このDeductibleが$0でCo-pay $15とかだと、月々Premiumが$500くらいかかるんです。Premiumだけで年間$6000かかります。
B、逆にDeductibleが$8000でCo-pay $35とかだと、月々Premiumが$300くらいに変わります。Premiumで年間$3600かかります。
Aを選んだ場合、病院にかからなくても年間最低$6000もかかってしまう。
Bを選んだ場合、年間最低$3600で抑えられるけど、仮に病気とかになった場合、$8000まで自己負担で払うまで保険が使えないので、ぶっちゃけ年間$3600+$8000=$11,600まで自己負担額を出さないと保険の恩恵を受けられない。
これ、究極の選択だと思いません?笑
病気にならない!健康でいるんだ!と思う人ならBを選ぶでしょうけど、何が起こるかわからないからもしもの時のために不安がないようにしたい、と思うならAですよね。
これでアメリカの保険内容がどれだけ複雑で、比較が難しいかお分かりいただけましたでしょうか。笑
お金がある方はAを選べばいいんでしょうけど、自分たちの年収やら支払能力とか総合的に判断するのが難しいです。
と長くなってしまって、後半はただただ複雑で面倒で判断が難しいってことしか伝わらなかった気がしますが、アメリカの保険がどれだけややこしいかお分かり頂けたら幸いです。
あぁ日本の保険制度最高。。。笑
ということで、最後まとまりないですが、アメリカの保険制度のご紹介でした!
ちなみに、この保険、基本的には歯医者さん適用外です。
別途歯医者さん用の保険に加入します。
ほんと、アメリカってお金かかるよね。。。
保育園料とかやばいし。
生きてくだけでお金がかかる。。。
ということでここらへんで終わりにします。
ではまた〜。
【渡米】アメリカの保険がややこしすぎる!~前半~
こんにちは、くみです。
さて、以前の記事でちらっと書きましたが、渡米後すぐにアメリカの保険への申し込みを行いました。
まずどんな手続きよりも先にやらなければ、と思ったのがこの保険加入。
なにせ当時1歳と3歳の子供がいたので、いつどこでどんなことが起こるかわからない。
せめて子供だけでも、と思い、渡米後すぐに保険について調べ始めました。
日本語でアメリカの保険制度を書かれているいろんなサイトを読みまくり、自分なりに現在はある程度理解出来たと思っていますが、、、もう本当に日本とは全然違う仕組みのせいで、かなり理解するまでに時間がかかりました。
自分の脳内整理のためにも、ここにわかる限り、私の解釈をもとにまとめようと思います。
長くなると思うので、前後半の2記事に分けたいと思います。
<1.アメリカと日本の保険制度の根本的な違い>
さて、日本は国民皆保険制度と言って、住民票がある人はもれなく全員保険に入る仕組みになっています。
保険料も所得に応じた金額が設定されており、収入が少ない人は、月数百円っていう金額でOKで、これである程度の病院診察料の3割負担のみで済むようになっています。
しかも、詳しくはないのですが、点数制と言って、どんな診察にいくら請求出来るかもほとんど決まっているようで、病院によって料金が著しく異なる、ということもありません。
当たり前のように利用していた、この国民皆保険制度。
アメリカに来てほんとしみじみ思いました。
この政府が医療保険を提供してくれるシステム、すごい。
さて、かわってアメリカの保険制度について。
国民皆保険という制度はありません。それに近いものとして「オバマケア」がよく挙げられますが、調べてみてわかりました。これ全然違う。笑
アメリカは政府が保障する、全員収入等関係なく入れる医療制度はMedicareという65歳以上で入れる制度くらい。とはいえ、これも実は民間保険会社の保険に入るので、日本の国民皆保険とは制度的にはまったく違いました。
ともかくアメリカは、政府が医療保険自体を提供する仕組みがありません。
政府が医療保険に入りやすいように敷居を下げる政策はいくつかしていますが、結局は民間の保険会社が提供する保険を契約するようになっています。
ようは、日本で自分たちで比較検討して生命保険(アフラックとかソニー生命とか)を選ぶように、医療保険も自分で比較検討して入らなければいけないんです。
ちなみに「オバマケア」というのは、簡単に言ってしまえば「みんなちゃんと民間の医療保険に入ってね、入らないと罰金するよ」という強制力を持った法で、この点では強制力がある日本の国民皆保険と近しいですが、ただそれだけ。政府が医療保険を提供するわけではないので、制度的にはまったく異なります。
2021年1月からバイデン氏が新しく大統領に就任してどうなったのかな?トランプ大統領の時はこのオバマケアをなくす、と公約で謳っており実行しています。が、これは罰金をゼロドルに変更しただけで、法律的には存続しているんですね。バイデンさんはこれ、どうするんでしょ?今はコロナでそれどころじゃないか?
<2.アメリカで保険に入る方法>
アメリカでは、勤めている会社が提供する医療保険に加入するのが一般的です。
週20時間以上の労働を課し、4週連続でそれを行う場合は、企業側が保険を提供する義務があるそうで。なので、普通にフルタイムで働いてる人は会社が提供する保険に入れるってわけです。
日本は企業によって提供する医療保険の内容が異なることってあまりないですけど、アメリカでは企業が提供する保険も、その企業と民間保険会社が契約したものになるので、企業によって医療保険の内容が千差万別です。
企業側が一定金額もしくは全額の保険料を払ってくれるので、基本的には個人で医療保険に入るよりも割安にはなりますが、それは雇用されている本人に関しての話で、その保険に家族で入りたい、とかなった場合は、企業の対応によって保険料に雲泥の差が出ます。
ちなみに我が家の場合、旦那が勤めている会社の保険に家族(旦那+大人1人子供2人)で入ろうとしましたが、月10万円を超えると言われたので早々に諦めました。
さて、そうすると個人で医療保険に入ることになりますが、そこで出てくるのが「Open Enrollment」というやつです。以前の記事にもちらっと書きましたね。
「Open Enrollment」とは、「保険に新規で加入したり変更したり出来る期間」のことなんですが、はっきり言って「は?じゃあそれ以外の期間は保険に入れないの?」と疑問に思いますよね。えぇ、私もその疑問を抱き、旦那に問いただしました。
しかしアメリカ人にはよくあることみたいですが、自分の会社通しての保険内容さえ知らなかった旦那。疑問に答えられるはずはありません。笑
さて、この疑問の回答ですが、「いいえ」です。
「Special Enrollment Period」というのがあり、これはライフイベントが起こった際に保険の新規加入や変更が出来る期間が設定されています。
例えば結婚した、子供が生まれた、離婚した、州をまたいで引越しをした、等。私たちの場合、9月末に移住したので、その引越し日から60日間の間は保険に新規加入・変更が出来ました。
と言っても、元々の年1回ある「Open Enrollment」自体が確か11月〜12月だったのと、その特別期間が定められていることを後から知ったので、結局通常の「Open Enrollment」の期間に加入しました。
この「Open Enrollment」ですが、政府が運営するMarket placeサイトを利用します。
収入に応じて、家族構成に応じて、どんな政府の援助をえられるのかなど、総合的に判断して、各種民間保険会社の商品を選べるようになっています。
Open Enrollment期間にアカウントを作成し、必要事項をすべて登録したら、自然と入れる保険が何か、どれくらい援助してもらえるかなどが出てくるんですよね。
結構便利。
我が家の場合、旦那は会社の保険に入っていたので除外。私と子供らですね。
基本的にはソーシャルセキュリティナンバーが必要ですが、家族で1つのアカウント登録が出来ますので、代表者が持ってる場合は、家族は後で登録する形ででも保険に入れます。
なお、政府が定めるFederal Poverty Levelを元に世帯収入を算出し、一定の条件に当てはまっている場合は、MedicaidもしくはCHIP(the Children's Health Insurance Program)という低所得者層向けの保険に入れる可能性があります。これに該当すれば、月々の保険料がかなり安く、もしくは無料になります。
このFederal Poverty Levelですが、毎年新しく公表されておりまして、最新のものは下記。
2021 POVERTY GUIDELINES FOR THE 48 CONTIGUOUS STATES AND THE DISTRICT OF COLUMBIA PERSONS IN FAMILY/HOUSEHOLD POVERTY GUIDELINE For families/households with more than 8 persons, add $4,540 for each additional person. 1 $12,880 2 $17,420 3 $21,960 4 $26,500 5 $31,040 6 $35,580 7 $40,120 8 $44,660
ちなみに、ハワイとアラスカに至っては、物価が本土と異なるために別途設定されています。下記はハワイのもの。
021 POVERTY GUIDELINES FOR HAWAII PERSONS IN FAMILY/HOUSEHOLD POVERTY GUIDELINE For families/households with more than 8 persons, add $5,220 for each additional person. 1 $14,820 2 $20,040 3 $25,260 4 $30,480 5 $35,700 6 $40,920 7 $46,140 8 $51,360
引用元:https://aspe.hhs.gov/poverty-guidelines
MedicaidやCHIPといった制度は連邦の制度ではあるものの、運営は各州に委任されています。そのため、上記に設定されているFederal Poverty Levelを拡大解釈し、より多くの人が利用できるように制度を変えている州もあれば、最低限の制度だけやっている州と様々です。
保険に加入する当時、私はまだ仕事を見つけておらず、子供達だけギリギリCHIPの一定条件に入ることができたため、無料で保険に入ることが可能と表示されました。ただ、上述の通り州に委任されているため、サイト上は「Maybe eligible」と記載されただけで、実際に入れるかなどは住んでいる州の該当行政からの連絡を待つ形でした。ハワイの場合は郵送ですぐにお知らせが届いて、加入プロセスを進めることが出来ました。
ちなみに私自身は、一定の補助金をもらっての加入が可能となりました。とはいえ、収入がないわけですから、究極の選択的なプランしかありませんでした。笑
これは次章で詳しく説明します。
なお、この政府のサイトを通して民間保険会社に加入した場合、住所の変更などはサイト上で行えますが、就職して会社の保険に入ったので契約解除したい、などはすべて政府機関の担当部署に連絡をする必要がありました。
という事で、会社勤めしている方であれば会社の保険に加入、それ以外はOpen enrollment期間に連邦政府が運営するマーケットプレイスサイトで加入、がアメリカでは一般的かと思います。というか簡単だと思う。利用すべき補助金とか自動で出てくれるからね。
それとは別に、個人で民間保険会社に個別で入ることも可能?という話は聞きましたが、ここは私は試して見ていないので省略しますね。
という事で、
をご紹介しました。
いやね、本当に1週間くらい調べまくった。しかも頭の中だけで理解しづらすぎて、ノートに図解作った。笑
次の章では、もっとややこしいなぁ〜って感じた
- 日本の保険と違いすぎるアメリカの保険内容
- 知っておいた方がいい保険用語
をご紹介します。
【仕事】仕事の見つけ方
ずいぶんご無沙汰してます。
くみです。
ハワイに移住してかれこれ9か月が過ぎました。
最後に更新したのは12月のソーシャルセキュリティーナンバー取得の記事ですね。
半年経ってしまってました。笑
さて、この半年、かなり環境が変わりました。
①3月から義両親との同居を解消し、家族のみで住み始めた
②同じく3月からフルタイムの仕事を始めた
③4月から上の子(当時3歳、現4歳)の息子がPreschoolに通いだした
ということで、義両親からの援助もいただいておりますが、家族で生活出来る環境を整えることが出来ました!!
わっほーい!!義両親の目を気にせず旦那とイチャイチャできるぜ!爆
もともと、義両親と住んでいたコンドミニアム(以後コンド)の契約期間が2月末までだったんですよね。
それを更新すると、まぁ途中で出れるらしいですが向こう1年はまた同居。
もちろん、とても優しく気を遣っていただいていたのですが、やはり息苦しい。というか多分旦那のストレスが募ってしまうので(義母がかなり旦那には口を出すタイプで、旦那は命令されるのが大嫌いw)、これから1年も同居は無理!と思い、12月から順次部屋探しを始めてました。
あと、英語に慣れるために早々に息子をPreschoolに突っ込みたかったんですが、当時住んでいたコンドの周辺には一切Preschoolがなくって。徒歩圏内にPreschoolがあるコンドを中心に探しました。
その結果、すぐ裏にPreschoolがあるコンドで、古いし設備も微妙だけど、他に見ていた部屋と同等料金で全然広い部屋を見つけ、即決しました。1月に見つけて契約に進んで、2月いっぱい地道に引っ越し作業してましたね(と言っても、結局裏のPreschoolには入れなくて、他の徒歩圏内のPreschoolに通うことになりましたが)。
と、引っ越しの話とか、賃貸契約の話とか、子供のPreschoolの話とか、いろいろ書きたいことはありますが、今回はお仕事について、焦点を当てて備忘録しようかと。
さて、私の場合、2020年の12月下旬くらいから仕事を探しはじめ(何せ雇ってもらうのに必須のソーシャルセキュリティーナンバーを取得したのが12月上旬だからねw)、結局今の会社が決まったのが2月上旬。約2か月で仕事を見つけられました。
以前の私のブログを読んでくださった方はご存じの通り、元々旅行業界出身の私。
ハワイで仕事を探す=私の中では旅行業界に戻る、というのが一番安直で採用されやすい、と考えておりました。
本音を言えば、旅行業界そのものには戻りたくなかった。
なにせサービス残業上等、薄利多売というか薄給多労働って身をもって知っているから。
ただ、自分が作ったツアーや企画でお客さんが楽しんで喜んでもらえる、しかも喜んでくれているのをダイレクトに実感出来るって仕事はそうそうないと思います。
旅行のツアーや企画って、実質サービスの組み合わせを提供しているので、無限大の組み合わせがあり、その組み合わせの販売って無形商材なんですよね。
しかもツアーが終わってしまえば、物が残らない(思い出が残るってクサいこと言ってた先輩はいたけどw)。
しかも、お客様の満足度がそのまま次の営業につながるので、ダイレクトに満足度が跳ね返ってくる、というか。
今考えてみれば、面白い仕事だったな、とは思うんですが。
ただ、カスタマーと直に接するお仕事でもあるので、ブラック客に当たると悲惨。
ただでさえホスピタリティがない人間なので、死ぬほどストレスが溜まる。
そして、超過労働上等業界。
旅行会社にとどまらず、ホテルもそうだと思います。夜シフトとかね。
ということで、ハワイですぐに仕事を見つけるには、日系旅行会社が最有力候補でしたが、旅行業界に戻ることになってもいいけど、ともかく客前に出ないオフィスワークを希望していました。
ですが。
コロナですよ。
旅行関連事業軒並みストップですよ。
12月当時、旅行関連ホテル関連の求人は皆無。笑
日本人向けの情報サイト(aloha streetとかlighthouseとか)をさらいましたが、まったくありませんでした。
ついでにあわよくば航空業界に行きたいと思っていたので、そちらもindeedで探しましたが、パートタイムのグラウンドスタッフの募集さえない。
ということで、さっそく詰みました。爆
当時日系情報サイトで募集が出ていたのは、経理のお仕事とかレストランのウェイターとか。
どれもやりたいと思えるものではなく。てゆうか経理とか出来ないし。転職の場合ってやっぱり募集職種の経験を求められるので厳しいですよね。
かと言って、lay off(リストラ)された人が多い中、indeedとかで探しても英語がビジネスで使えるレベルではない私を採用してくれるところなどあるはずもなく。
2週間ほど探しまくりましたが、自力は無理やな、と。笑
で、次に選んだのがバイリンガル向け人材派遣会社への登録。
人材派遣会社といいつつも、実質は人材斡旋会社って感じなのかな?
ハワイで日本語話す人の中ではめっちゃ有名なところに登録をしました。
私が日本で旅行会社から転職した時も、日本の最大手の1つのエージェントを使い、これまた2ヶ月くらい、エージェント使い出してから1ヶ月くらいで転職出来たんですよね。
しかも経歴書の添削とかもしてくれるし。英語の履歴書書くの人生初でわからなかったし(実はフランス語で書いたことはあるw)。
ということで、派遣登録。
登録後すぐに有名神社の事務の面接をさせてもらいましたが、ここでは英語能力が求められ、面接も1時間英語オンリーで撃沈しましたw
その後特にご紹介いただけるものがなかったんですが、間に日系運送会社の倉庫バイトとか斡旋してもらいましたw
人生初、海外での収入が倉庫バイト。笑
でですね、平行して日系情報雑誌の方に載っている求人にも応募。
その1つに、日本人向け家庭教師があって。
個人ではなく、会社を通して行うタイプで、一応日本で個人での家庭教師経験があったので12月下旬に面接にこぎつけました。
すぐに採用!ということにはなりませんでしたが、私が出来そうなものがあればお声がけいただけることになり、結果、1月下旬から週1で家庭教師のお仕事をさせてもらうことになりました。
その家庭教師のバイトをしつつ、引き続き自分でも探して、なんとか日本語が必要とされる仕事に自分で履歴書送って、ということを続けました。
まぁほとんどひっかかりもしなかったけどね。
日本は応募すれば一応返信もらえることが多いけど、アメリカは全然返信のへの字もないのね。笑
そんな中2月頭、次に面接にこぎつけたのが、日系レストランの経理募集。
経験はないものの、自分で応募したら面接にこぎつけました。
と、同じタイミングで、人材派遣会社から他の応募を打診されまして。
レストランの面接では、希望していたオフィスワークでは採用に至りませんでしたが、レストランのフロント業務での採用をご提案いただきました。
ただ、フロント業務ってことは接客。
接客は嫌。ともかく嫌。バックオフィスに逃げたい。笑
なので、人材派遣会社から打診されていた他の応募に申し込み。その間、ご提案いただいていたフロント業務は保留。
その打診された他の応募、っていうのが現在の職場でした。
フロント業務でどう?とご提案いただいたその日に派遣会社へ応募する旨をお伝え、その日に先方から面接の打診をいただき、翌日午前に面接、午後には採用が決まる、という、もう強運でしかない、と思えるようなトントン拍子で事が運びました。笑
なので、レストランの方は辞退させていただき、3月からスタートすることになったのので、その前に家庭教師のバイトも他の方に引き継ぎをして、同時進行で引越しの準備をし、と、2月はてんてこ舞いでした。
家庭教師のバイトに至っては、開始して1ヶ月程度で終わる、というお子様には悪い状況になってしまって申し訳なかったです。。。
(一応フルタイムでのお仕事を探していたので、その旨を事前に雇い元&家庭教師先の親御さんにはお伝えし、長期で出来ない可能性はご了承いただいておりました。まさかこんな早く決まるとは思ってなかったけど。)
という事で、コロナ禍の中、12月〜2月上旬と、実質2ヶ月半で仕事が見つかりました。
本腰を入れてから決まるまで、想像以上に早かった。
日系アメリカ人の旦那でさえコロナ前に4ヶ月くらい仕事見つけるのに時間かかったのにw
もう強運、ラッキーとしか言えませんww 神様ありがとう!!
でですね、今回人生で初めて本腰を入れて、海外で就活をしたわけですが。
(実は以前フランス語圏で働きたくて、モロッコで遠隔で就活した経験あり笑)
英語がビジネスレベルで話せる方は、とりあえず有名どころのindeedとかで探せばいいと思いますが。
ただ、日本と違って、本当に返信がない。笑
届いてるのか届いてないかさえわからん。笑
海外(アメリカ)では、相手が興味ない場合とかは返信さえ来ない、って知っておいた方がいいです。笑
で、英語に不安があって、日本人向けとか日本企業での仕事に就きたい場合は、日本人向けの情報サイトの求人を探すのがいいと思います。
英語に自信がないし。。。と思う方も、こちらだったら採用の可能性があります。
応募要件に該当職種の経験年数とか書かれていますが、もうこの際適当に近そうな事書いて出しちゃっていいと思います!
応募したレストランの経理募集、経理のお仕事は会社での経験はなかったんですが、自営業の両親の経理書類のタイピングを手伝った事があったので(と言っても月別の領収書とかのタイピングを2回くらいだけw)、あたかもやったことあります的な感じで出しました。
求めてる募集職種には合わなくても、面接で会ってお話さえ出来れば、他のチャンスが舞い込むかもしれない。フロント業務での打診をいただけたのがまさにその際たる例になると思います。
あとは、人材派遣会社とか転職エージェントがあれば使う。
結局私が今回のお仕事に就けたのも人材派遣会社さんからお話をいただいたからです。
もう本当に感謝。
実は、打診された求人って日本人向け情報サイトに載っていたんですよね。でも、業界も職種も未経験だったし興味なかったから応募しなかったんです。
ですが、とりあえず面接を受けたレストランから提案いただいたフロント業務は接客なので出来れば避けたかったこともあり、オフィスワークなら応募してみるか、という軽い気持ちで応募することにしました。
人材派遣会社さんが先方に渡した私の履歴書を見て、募集している求人とは異なる事業に最適かも、とご判断いただけ、掲載していた募集内容とは全く異なる求人として、面接をしていただけることになったんです。
これまで私は大学卒業時の新卒就活、日本での転職活動2回、アメリカでの初の就活と、4度仕事探しをしましたが、仕事探しで大切と総じて言えることは「これと決めつけない」「使えるものは使う」です。笑
実は私、新卒での就活にかなり苦戦しました。
大学3年次にフランスに1年間交換留学をしていたため、帰国した時は大学4年生で(フランスは新学期が9月始まりで6月終わり)、周りは就活が終わってる同期ばかり。秋採用でどうにか頑張ろうと思っていた矢先のリーマンショック。もう無理だと思い、両親を説得して大学5年生になりました。
で、フランスから帰国した年の夏から就活はしていましたが、翌年4月の新卒採用シーズンに入っても片っ端から落ちまくる。現在自分のPCに残っているエントリーシート数は70以上。笑
もう無理!!と思い、もう考えたくない、一旦リセットしたい!と思って8月いっぱいは就活サイトとかを一切見ないと決めて遊びました(おい)。
何やってんだよ、とツッコまれそうですが、実はこれがよかった。
それまで、「この業界に行きたい!」とかなり視野を狭めてしまっていた私。遊びまくっていろんな人と遊んで、なんか業界拘らなくてもいいかも、と思ったんですよね。業種とか職種とか、決めつけないで、少しでも興味をそそられたなら応募してみよう、と。
で、8月が終わり、9月に入って一番最初に就活サイトに再度ログインして、一番最初に応募したのが、社会人として初めて就職した旅行会社だったんです。
その旅行会社の内定が決まったのが12月だったので、実質1年半も就活してました。笑
で、旅行会社から次の会社に転職した時ですが、最初は自分で探してアクションする転職サイトを使っていたんですが、どうも定まらない。その時の転職の動機は、もう接客したくないってのが一番だったんですけど(笑)、旅行業界ってかなり特殊で、ツアー企画とか普通の会社の企画部とも違うし、今のうちに一般的な仕事を経験してみたいな、って思ったんです。特に、その当時すでに現旦那と付き合っていて、ゆくゆくはアメリカに移住する未来が見えてきていたので、日本にいられる今の内に、死ぬほど仕事に没頭したいな、と。笑
業界問わず経験が活かせて、どの業界にもある職種で、ガツガツできる職種とは?
そう、営業です。
なので、業界は絞らずに営業職で探したんです。
でも、旅行会社からメーカーなり他の業種への転職活動はうまくいかなくて。旅行業界での経験を、どうアピールすればいいのかわからないってのがあって。なので、ここは無料で履歴書・職務経歴書を添削してもらおう!と思ったのがきっかけで転職エージェントを使うことにしました。
この時添削してもらった履歴書・職務経歴書は今もアップデートしながら使っています。
そう、エージェントさんってプロなんですよね。なので、その道のプロが履歴書を添削してくれるんですよ。
あと、エージェントさんは私の経験と、数ある求人募集から、双方にマッチしそうなものを選んでくれるので、逆に他人から見て、自分の経験がどんな業種・職種に合いそうって思われるのか、という他者の目線もわかるんですよね。
なので、そのエージェントさんの紹介してくれた仕事に応募する・しないはともかく、使えるものは使ってしまえば良いのです。笑
私の場合は、結果、エージェントさんが紹介してくれた求人に転職が決まったんですけどね。そのエージェントのグループ企業への採用なので、この場合エージェントの利益になってるのかよくわかんないですけど。笑
(ここまで言ったらどこの会社がわかっちゃいそうw)
次は子育てしながらの仕事探し。
この時はもう、条件が決まってました。そう、子育てしますから「時短勤務」です。保育園に入れたとはいえ、送り時間も一番遅いお迎え時間も決まってますから、その間で通勤&業務が出来るもの。そして保育園が使えない土日は完全休みの会社。そしてイレギュラーが発生して業務時間延長とかが発生しにくい事務職。
もうそうしたらね、ほとんど業種とか選べないですよ。笑
この時はもうビザの申請も始めると決まっていましたので、長期で働けないことを鑑み、派遣登録にしました。詳しくは過去記事にありますが、自分の条件にマッチする案件を片っ端から見て応募して、結局1ヶ月くらいで決まったかな?
という事で、日本での転職は2回ともプロの手をかりてました。
そして今回のアメリカでの仕事探しもプロの手をかりました。笑
そう、使えるものは使うんです。
あと、仕事なんて、どんな業種だろうと職種だろうと、経験がないならやってみないとわからない。今のところ、経験した全部の仕事のよかったな、と思えるところがあります。知識もついたし。まばらだけど。笑
その経験が、今の仕事に繋がってますし。業界全然違うけど。ビジネス内容とかむしろ私が今まで理解した方がいいなーって思いつつ避けてきた分野で知識ゼロだけど。笑
とま、話が長くなりましたが、ていうかなんかすごい過去の思い出話も入ってますけど、現状フルタイムのお仕事に就いて頑張ってますw
上の子はPreschool入ってて、現状下の子は義両親がうちに来て日中見てくれてる状態ですが、8月からは下の子もPreschool入れることになったんです〜!
まぁその分、義両親には経済面で援助をして頂かなくてはならない状態ですけど。
という事で、ボチボチまた記事にしていこうと思います!
気長にお付き合いくださいませ。
【渡米】ソーシャルセキュリティナンバーが届かない!!
こんにちは、くみです。
ハワイ移住後2ヶ月が過ぎました。もうすぐ3か月っすね。
ご無沙汰です。
移住後ってなにかと忙しい。。。印象だったんですが、実は全然忙しくなく。笑
なによりも義両親と同居=すでに生活用品から生活スタイルまで確立されてる中に飛び込むわけで。
基本私はそもそも順応力が高い人間で、自分の両親との同居を経ていますので、別にこっちがこだわりを持たなければすんなり慣れちゃうんですよねー。
(むしろ義両親の方が気を使って孫もいて相当疲れているのではないかと思われます。)
でですね、新しく生活必需品を購入するとか、荷物整理するとか諸々手続き進めるとか、移住後最初にやるであろう忙しい原因ですが、生活必需品とかは事前にお伝えして購入しておいてもらってましたし、2週間の自粛期間中に荷物整理なんてガッツリやっても時間が余りました。笑
さて、移住後1番最初にやる手続き関係ですが。
私の場合、IR-1ビザという配偶者ビザのため、普通に就労が可能なわけです。
就労が可能ということは、ソーシャルセキュリティナンバー(以下SSN)も申請が可能。
ビザ申請時にSSN取得希望を出してますので、入国後自動で3週間以内に事前に申請した住所に郵送で届くようになっています。
そう。なっているはずなんです。
が!!
入国後3週間待ちましたが届かず!
日本のアメリカ大使館から郵送でビザを受け取った際に同封されていた書類には、3週間待って届かなかったらsocial security officeに問い合わせをしろ、との記載がありました。
事前にググっていたんですが、移住先駆者の方々の体験談を見るところ、このSSNが無事自動で届く場合と、入国管理局(DHS)からsocial security officeにデータが送られず、申請自体がなされていなくて届かず、ゼロから申請し直す場合があるそうで。
悲しいかな、見事ハズレケースを引き当ててしまいました。。。
通常であれば、social security officeの窓口に出向いて、改めて申請して、その後約2週間程度でSSNが郵送で届くのですが。
コロナですよ。。。。。
なんと現在、social security officeがclose中。
つまりふらっと窓口に行って、ちゃちゃっと申請完了!にならないのです!!
電話窓口に問い合わせないといけません。
そしてここから長い戦いが始まるのでした。。。
さて、コロナのせいで窓口がcloseしているsocial security office。
ただし、appointmentを取れば窓口での手続きが可能です。
SSNを初めて申請する場合、一応窓口に出向いて申請する方法と、必要書類を郵送で送っての申請方法の2種類があります。
窓口がcloseしているのだから、郵送の方法を取ろうかとも思ったのですが。
申請に必要な書類が原本じゃなければいけません。
必要書類のなかには、アメリカの居住資格を証明するものが必要で。私の場合グリーンカードも入国後に自動で届くようになっていますが、こちらは届くまで2・3ヶ月かかるとのことで、まだ手元にありません。
つまり、居住資格の証明=日本のパスポートのビザページ→パスポート原本を郵送で送る!?ってことになってしまうんです。
ちなみに、グリーンカードが届くまでの間、入国スタンプを押してもらったビザページが居住資格証明であるI-551stampという書類になります。
郵送でパスポート送っちゃった場合、その間の私の身分証明何もなくなるってことになるため、この手段はとれませんでした。。。
ということは、電話で問い合わせしてappointmentを取るしかない。
意を決して、自分で問い合わせをしてみることに。。。
それが1回だけに終わらず。。。涙
<電話問い合わせ1回目:10月第3週目>
配偶者ビザ保持者である旨を伝え、SSNが届かないから再申請するためのappointmentを取りたいと伝える
↓
appointmentを取るためには、申請書類(SS-5 form)をFAXで送らなきゃいけない、書類確認後、social security officeのstaffから電話があるから、それまで待つ必要があると教わる
このご時世でFAX???と思い聞き返すも、やはりFAX。古風な。
英語が苦手と先に伝えておいたため、SSNの申請が詳細に記されているsocial securityの公式サイトのURLをEメールで送ってくれた。FAXナンバーもリピートするのに付き合ってくれた優しい女性だった。しゃべるのもゆっくりだったし。
ということで、翌日にはFAX。今のご時世、自宅にFAX付家電持ってる人もそうそういなかろうよ。義両親も同じく。そのため、Fedexのオフィスから下記をFAX送付。
- カバーレター
- SSN申請用紙(SS-5 Form)
- 日本のアメリカ大使館からもらった、届かなかったら問い合わせ必要と書かれた書類(参考資料として)
そして1週間待つも何も連絡なし。
<電話問い合わせ2回目:10月第4週目>
そもそもDHSから私のSSNの申請はなされているかを知りたいと思い、自分のステータスを確認したいと伝える
↓
そうゆうチェックは出来ないのか、私の英語が良くなかったのか、一応名前や申請書に書く両親の名前なども聞かれるもステータスはチェックしてもらえず。appointmentはFAXの書類を確認してからだから、と再度説明される。
仕方がないので、再度Fedexから書類をFAX。今回は、前回とは違い、カバーレターの文字をでかくし、FAXによる文字つぶれがないようにした。
- カバーレター
- SSN申請用紙(SS-5 Form)
- 日本のアメリカ大使館からもらった、届かなかったら問い合わせ必要と書かれた書類(参考資料として)
<電話問い合わせ3回目:10月第5週目>
なんら連絡もらえないので、3度目の正直。前回聞こうと思っていたのに聞けなかった、FAXが届いているかを聞く。
↓
先週送ったものは届いているらしい。しかしながら書類が足らないと言われる。今回の女性はなんだかきつい。
今まで聞かれなかった、「なぜSSNが必要なの?」という質問を食らう。一般論的に知っている、銀行口座が開けない、保険に入れない、仕事も出来ないと伝える。すると、仕事は決まっているの?保険会社からSSNが必要と言われたの?と突っ込まれる。どちらにせよ、SSNが必要であるという証拠を示す書類も送れと言われる。
ちなみに、郵送はNGと言われる。パスポートなどの必要書類の原本を郵送で送らないで、FAXでコピーを送ってと念押しされた。郵送申請受け付けてないっぽい。
これまで言われなかった、SSNが必要である証拠を送れとの言葉。これは痛い。なぜなら、そのタイミングでは何も証明できるものがなかったから。
てゆうかさ、そもそも通常であれば窓口で申請出来て、しかもそんな証拠書類は必要じゃないのに!ここでFAXを送ることを断念する。どうしよっかなぁ~。ここから現実逃避。そして次にFAX送るまで、結局social security officeからの電話は皆無。
しかし11月中旬、意図せずこのSSNが必要という証明になる書類をGET!
実は、11月からスタートしていたアメリカの保険に入る期間Open Enrollmentを利用して、保険に入ろうとしていました。
アメリカの保険に関しては別途記事にしようとは思っていますが、このOpen Enrollmentっていうのは、いわゆる民間保険の更新・新規契約期間のことで、アメリカ連邦政府がサイトを運営しています。まぁいわゆる保険会社と消費者のマッチングサイト的な。
ここで保険に入るための登録を進めていた時、とりあえずのSSNは旦那だけでOKだったんで気にしてなかったんですが、私自身のSSN等もゆくゆくは必要だったらしく、サイトを運営しているDepartment of Health and Human Services(以下DHH)から、必要書類の提出を求める書類が郵送で届きまして。
必要書類としてSSNとかtax returnの書類とかいろいろある中から1つの書類を提出すればよいわけだったのですが、SSN以外で私が現状取得できる書類はなく。
ということで、予期せず「SSNが必要であることを証明する書類」が手に入ったので、早々に11月4週目頭にFAX!!
- カバーレター
- SSN申請用紙(SS-5 Form)
- パスポートの写真ページのコピー
- パスポートのビザページのコピー(I-551stamp)
- DHHからの保険のためのSSN必要証明書類
- 日本のアメリカ大使館からもらった、届かなかったら問い合わせ必要と書かれた書類(参考資料として)
そして、なんと書類をFedexで送った直後、とうとう待ちに待ったsocial security officeからの電話が!!
しかし。子供二人連れて、散歩がてらFAXしに行っていたため、電話に気づけず。留守番電話には、この後か、明日か、明後日にまた電話するから電話出てね、とのメッセージ。
急いでcall backしてみるも、、、電話がつながらない!!
どうやら、公開している問い合わせ番号以外の番号に問い合わせが来ないようにか、こちらからの電話はかからない仕様になっている模様。
でもまぁ、また電話してくれるって言ってるから、待とう。。。
そしてここで更に思い知る。これはアメリカだからなのか、ハワイだからなのか。。。
再度の電話が、留守電に入っていた期日内に来ない!むしろ1週間近く待ってみるも来ない!!おい!!
くそー、なぜあの時に電話に気づけなかったの私!!(涙)
悔やんでも悔やみきれず。
<電話問い合わせ4回目:11月5週目頭>
もう待っていられない。てゆうかもう信じられない。ということで4回目の問い合わせ電話。これまで3回目までは自分のつたない英語で必死に電話してみていましたが、また同じ状況に追い込まれたくなかったので、最終兵器じーじを投入。笑
じーじにステータスをチェックしたい。FAX送ってるんだけどどうなってるの。と問い合わせてもらう。
↓
現状、SSNの申請はFAXでしか受け付けておらず、届いた順にappointmentの予定調整をして連絡しているとのこと。コロナ禍で出社している人間も少なく、限られたスタッフしかいない中、一度にオフィスに入れる人数制限もあるため、現状FAXを送ってからappointmentの連絡まで1か月ほどかかる、とのこと。さらに、そのappointmentの日は電話した時から2週間後ぐらいで設定しているとのこと。FAXは届いているから、ともかく待つしかないと言われる。先週に連絡もらったことを伝えてみるも、これもただ待つしかない、と。
ということで、結局待つしかない。涙
最終手段として、嘆願書を書いて郵送で送ろうと用意していた、4回目の問い合わせをした4日後!!
ようやくsocial security officeから電話が来たぁぁ!!!!
そしてちゃんと電話に気づいた私。電話にとりあえず出るも、私のつたない英語力のせいでこのチャンスを逃すわけにはいかないと思い、すぐさまじーじに電話をパス!!笑
これでようやく12月10日にappointmentが取れたのでした!!
な、長かった。。。
最初に問い合わせしてから1か月ちょい程でようやく連絡をもらいました。4回目の問い合わせの通りでした。appointmentを取るだけで、電話4回、FAX3回。
逆に言えば、最初に連絡くるまで1か月程度待つよって言われていれば、ここまで何度も電話で問い合わせもしなかったし、FAXもしなかったのに。
FAX1枚あたり、約200円近くの金額がかかっているからお金の無駄でもあった。
social security officeからの連絡の際、IR-1ビザのナンバーやらいろいろ聞かれたので、おそらくstaffさんが見ていたのは一番最初に送ったFAXの書類っぽい。パスポートのビザページのコピーを送ったのは最後だし、それを受け取っていればそうゆう質問は来ないと思われるから。
ということで、12月10日、自分の英語能力に不安があったため、じーじと共にsocial security officeへ行ってきました。
入口で各自6feet離れるよう指示され、appointmentの内容確認、IDチェック、そしてX線検査。ヒールのあるサンダルだった私は、サンダルさえ脱いでX線検査され。
まるで空港のSecurity Checkのような状態。
内部はガラッガラ。staff以外誰もいない。まぁcloseしてますから当たり前か。
social security officeの窓口で開けているのは2つだけ。officeへの扉も鍵がかけられていて、こちらからは開けられず、ガチャガチャやってたら中のsecurityのでかいお姉さんが開けてくれました。笑
appointmentをしたstaffさんの名前を伝え、すぐに窓口へ。
一応持ってきていたSS-5 Formを渡し、それを元にstaffさんがパソコンへと打ち込んでいく。パスポートを渡し、ID確認。この際、staffさんが6feet離れ、窓口の遠くに立ってマスクを外すよう指示される。いや、アクリル板で遮ってるんだから、離れる必要あんのかな、、、と思ったり。笑
その後、これまでSSNを申請したことはないか、アメリカで働いたことはないか、今回の入国前にアメリカに来たことはあるか(前回の分だけ)等を聞かれ、それで終了。
ものの10分程度で申請完了しました。
最後に申請をしたことを記した書類を受け取りました。
2週間以内にSSNが届かなかった場合、その書類を持ってまた窓口に来て、とのこと。
じーじに付き添ってもらいましたが、あまりにも簡単で、わざわざバスに乗って一緒に来てもらうほどでもなかったな、、、と申し訳なく思ってしまいました。
さぁ、あとはちゃんと届くのか!?!?
とひやひやしたのも拍子抜け。
12月15日、営業日にしてわずか3営業日後に郵送で届きました!!
このあっさり感。嬉しい反面、なんとも微妙な気持ちになりました。笑
ということで、長々と書きましたが、コロナ禍でのSSN再申請の出来事をご紹介しました☆
さぁ、これで仕事探しが出来る。
そして、あとはグリーンカードを待つのみ、、、ってもう入国してから3か月になりそうだけど。。。
あぁ怖い。グリーンカードは年内にちゃんと届いてくれー!!
【コスメ】スキンケアジャーニー再燃① 〜韓国コスメ導入編&化粧水編その1〜
どもども、くみです。
今回はまたまたスキンケアジャーニーです!笑
もともとは、コロナ渦中stay homeってことで、当時住んでいた日本では、2-3歳児の怪獣は定期的に在住市内の巨大な公園にストレス発散させに行ってましたが、それ以外で出かけることがありませんでした。
さらに私の居候していた実家ですが、wi-fi環境がなく、インターネット環境からも遠ざかってました。
こうね、やることないとね、人間何かを求めるもんなんですよ。
ということで、スキンケアジャーニー再燃したってわけです。
この記事を書き始めた(スキンケアジャーニー開始した)のは2020年の5月下旬。
テスタータイプのものがあればそっちを使いますが、プチプラなんで現品購入品もありました。
全部試してみて、ある程度まとまってからアップしたので、最終的に1年半かかりました。笑
もうハワイに移住完了してるっていうねw
さて今回は、自然派でプチプラで海外のブランドがいいなーって思い、探した結果。
韓国コスメに行きつきました。
いままで全然目を向けたことなかったんだけど。
種類が豊富!自然派コスメが豊富!なのにプチプラ!!
しかも私の親友に韓国人(女性)がいるのです。
しかも高校からガッツリ日本人ギャルのようなメイクをしてきた子。
(同い年なので、さすがに今はナチュラルメイクですけどねw)
化粧品は知り尽くしてる子なので、事前に気になるブランドなどをピックアップし、韓国での評価や本人の使ってよかったものなどをヒアリングしました。
その結果、候補に残ってお試しすることになったものを羅列、使用感なども記載します❤️
ちなみに今回、韓国式にならって化粧水→美容液→クリームの方式でスキンケアをするようになったため、韓国製品に関しては化粧水編、美容液編、あとついでにクリーム編と種類で分けていきます!
第1回(化粧水):グーダル(goodal)、ハクスリー(huxley)、ビリーフ(belif)、クラリス(klairs)
第2回(化粧水):コスアール(cosrx)、ネオジェン(neogen)、ネイチャーリパブリック(nature republic)、ワンシン(one thing)、アヌア(anua)、マニョファクトリー(manyo factory)、サムバイミー(some by mi)
第3回:化粧水総括
第4回(美容液):イニスフリー(innisfree)、グーダル(goodal)、ハクスリー(huxley)、クラリス(klairs)
第5回(美容液):マニョファクトリー(manyo factory)、ネイチャーリパブリック(nature republic)、ミシャ(missha)、チャアンドパク(CNP)、ドクタージャルト(Dr.jart+)、ベリーフ(belif)
第6回:美容液総括
第7回(クリーム):グーダル(goodal)、イニスフリー(innisfree)、クラリス(klairs)、ビリーフ(belif)、ダーマトリー(dermatory)
第8回:その他韓国製品以外(マークスアンドウェブ、スック、キールズ、ジオーディナリー、エスケーツー)
うわあ、分けたらこんな回数になっちゃうか。笑
さて、今回のスキンケアジャーニーの目的ですが。
いい年齢になってきて、これまでほぼ紫外線対策をしてこなかった私にはとうとうヤツが出始めたのです。
そう、シミ。
なので、メインは美白。
ただ、出産×2回で、これまで肌トラベルってあんまりなかったんですが、Tゾーンは毛穴が気になり、頬は問題ないですが、Uゾーンはニキビ(ホワイトヘッド)が出来るという、インナードライ肌に変わりました。
(韓国人の子にいろいろ相談した結果インナードライだと判明wそれまでオイリーだと思ってた)
なので、美白+大人のニキビケア視点でジャーニーしてます。
ではでは第1回化粧水①:グーダル(goodal)、ハクスリー(huxley)、ビリーフ(belif)、クラリス(klairs)、いきまーす!
初出のブランドは簡単な紹介の後に製品使用感お伝えしていきます。
<goodal>
青みかんエキスとやらのビタミンCシリーズ。
日本でもかなり有名ですね。韓国だとまぁみんな知ってるかなー程度とのこと。
◯green tangerine vita C toner pad
このトナーパッドが使ってみたくて!!笑
拭き取り化粧水的なものかと思ってたんだけど、実際は普通の化粧水でした。韓国人の親友に、私の認識はpeeling padとtoner padを混同しているみたいと言われましたw
コットンに浸して〜とかがないから楽だけど、まぁだったらパッドじゃなくてそのまま化粧水でいっかなって感じ。そんなに何かが違う!という実感はなし。むしろ中に入っているコットンが取りにくいし、これは薄くて硬くてちょっと肌に刺激が強いかな?と思う。1枚1枚は保水力が高いわけじゃないから、1枚だけじゃ化粧水ぼとぼとって感じじゃないし。
この商品自体も、何か特別効果があるとかはなく。いかんせんパッドの生地が硬くて好みじゃなかったのでリピなし。
<huxley>
こちらは調べてた時になによりもデザインが好みドンピシャ。さらに大好きな国モロッコの美容法。もーたまらん。これだけでたまらん!ってことで1番期待値の高いブランドでした。
韓国でも上位ランクの自然派コスメとして地位を確立している様子。
◯toner ; extract it
こちらはシャバシャバ系化粧水。香りがいいって好評なhuxleyの商品ですが、なんというかグリーン!って感じ(語彙w)。癒される。植物の中にいますって感じ(伝われ)。
少しべたつきが継続するものの、しっかり保湿されてる!って感じで肌がモチモチになるので許容範囲。ただし、想像してたよりはさっぱり系ではないかも。秋冬の乾燥する季節に最適ですね。それなりに湿度があるハワイですが、意外とエアコンの中にいたりするから合ってる。しかし容器がビンなんだよね。。。高級感があってよきなのですが、子供がいる家庭ではちょっと怖い。おしゃれだけどね。
<belif>
こちらはアメリカにも進出している韓国コスメブランド。有名なのは「水分爆弾クリーム」なる保湿クリーム。このブランドは楽天市場でトライアルがあったので購入。
◯bergamot herbal extract toner
ハーバルとうたっているだけあって香りがいい。香りっていう点ではhuxleyよりも私はこっちが好みだなぁ。シャバシャバ系化粧水。ただ、これといって特徴的な感じはなく。でも肌の調子が良くて無駄なもの入れたくない時は重宝しそう。スタメンに入れておきたい感じ。
<klairs>
韓国コスメブランド見てて、ハクスリーの次に好みっぽかったのがこのブランド。アメリカにも進出していて、ビタミンCの美容液とビタミンEのクリームが有名ですね。現品購入時にテスターで化粧水があったので追加レビュー。
◯supple preparation facial toner
トロトロ系化粧水。トロトロだけど肌への吸収が早くてしっとりする。キールズのIRSエッセンスローションに似てる。もの自体はとても良い印象だけど、私自身の化粧水の好みがシャバシャバ系化粧水なので現品購入はないかなー。
次回、化粧水編②に続きます!
画像出典:今後すべて公式インスタグラムより。
【渡米】コロナ禍ついに移住!~フライト&ホノルル空港編~
はい、くみです。
コロナ禍ついに移住!前回までは搭乗前までを備忘録。↓
本記事は、搭乗後のフライト中~ホノルル空港について記載していきます。
<搭乗>
事前に直接スタッフさんからご案内があったように、子連れなので優先搭乗をさせていただきました。
(全体への搭乗開始のアナウンスを流す前に直接スタッフさんがやってきて案内してくれた)
とはいえ、爆睡娘を前抱っこ紐に後ろパンパンのリュック、乗り物大好き3歳児怪獣を止まらないよう促しながらキャリーケース転がして機内通路を移動とかもうなんら余裕なし。笑
席見つけてとりあえず息子を座らす。キャリーケースはすぐに男性スタッフの方(恐らくグランドスタッフの方がヘルプで機内まで入ってきてくれてた)が上の棚に上げてくれました。
すぐにタブレットとイヤフォンを出して、座らせた状態で息子を黙らす。笑
搭乗前に息子はトイレに行かせたが自分は行ってなかった&抱っこ紐したまま入れるか謎だったので、ここで一旦機内の後ろのトイレを使ってみる。息子は静かに座席で待つ。
思いの外、抱っこ紐のままトイレ出来たので、フライト中も問題ないと安心。
しかしオムツ替えの台がめっちゃコンパクトでスリムでビビった。子供をとめるベルトもありません。Boeing787ドリームライナーなんですけど。でも、一度だけ機内でオムツ替えしましたが事足りました。さすがしっかり考えられて設計されている。
その後座席に戻り、すぐに使うものをリュックから出して前の座席裏のポケットに収納!でもこの時前抱っこしてる娘がつっかえて席に座ったままリュック出し入れとか無理だった!
でも通路に立ってワタワタ荷物の出し入れをしていると一般客の方が入ってきてパニック。笑
とりあえずリュックから取り出したもの↓
〇100mlのパックジュース×2(耳抜き対策)
〇飴(耳抜き対策)
〇手口拭き
〇娘用おしゃぶり2個(+予備1個)、落下防止ストラップ、遊び用小さいぬいぐるみ
〇寝るときいつもいるくたくたぬいぐるみ(息子パンダ、娘うさぎ)
〇搭乗前に自販機で買ったペットボトルの水1本
◯文庫本1冊(結局開きもしなかった)
一旦タブレットはtaxing(滑走路移動)の時には説得して一度やめさせました。その代わりに前の座席についてる画面をアニメにして見せてました。そして耳抜き対策で普段絶対に食べさせない飴を口に入れたらまぁ素直。笑
なお、JALの場合はシートベルトしていれば離陸・着陸時も抱っこ紐したままでOKでした。助かるね!!
とりあえず下の娘はおしゃぶりが耳抜き代わりになるという情報を信じて離陸。
<フライト中>
まずは機体が安定したら機内食ですね。
事前にサイト上で特別ミールとして乳児食と幼児食をリクエストしていました。
乳児食は2種類(5か月と9か月だったかな?)のキューピーの瓶詰め離乳食と、ちゃんとした生地のスタイとスプーンが入ったポーチをいただけました。
幼児食はちゃんとホットミールで、くまさんの顔が描かれたキャラ弁風だったり、サイズ的には大人のホットミールと遜色ない量で、1番最初にサーブしてもらえました。
まぁただこの時点でもう23時頃。息子っちはどれだけ促してもほぼほぼ食べず、ひたすら画面を見るばかり。
このままじゃ興奮もあいまって寝れないかもと思い、ミールを下げてもらった(しっかり私がいただきましたw)後に、「眠いんでしょ?ちゃんと寝ないとハワイ着いた時に眠くて、パパと会うの楽しくなくなっちゃうよ?」と説得して寝かせました。
この際、並び4席のうち残り2席は空席だったので、息子を残り2席両方を使って横にしました。
ここ最近の身長は測ってないのでわかりませんが、現在110サイズを着用し、常時4歳と間違われる大きさの息子。座席2席じゃ足りませんでした。。。通路に足を出すわけにもいかず、頭は私のひざの上に。
そして実は機内食がサーブされる前、シートベルトサインが消えた直後、熟睡している娘を抱っこ紐から降ろし、一番通路側の席を使って寝かせていました。
そちらも、1歳3か月の娘を席1つのみで横には出来ず。かといってやっぱり通路側に足を出すわけにもいかず。娘もひざまくら状態でした。
つまり、4席も使わせてもらいましたが、息子:息子:息子の頭+私+娘の頭:娘という、私結局1席自分だけで満足に使えてないじゃん!という。笑
機内食が下がった頃には、息子も娘も熟睡。あー疲れた。
しかしながら動けない。画面をいじくって映画やらフライト情報などをころころ変えるくらいしか出来ず。しかも、ひじ掛けを上にあげてしまっているので、イヤフォンつけられないww無音で鑑賞。
しかし。この平和はたった2時間ほどで壊されます。
娘がぐずって起きてしまったのです。。。
普段から寝返りが激しい兄妹。兄の方は寝返りすると落ちるのを感じ取って、うまい具合に狭い座席上で寝返り出来たんですが、娘は落ちそうになり、それを手で支え、座席にちゃんと戻してしまったことが嫌だったらしく。。。
うちの娘ちゃんちょっと変わっていて、寝るまでは寝かしつけ抱っことか大人しくしてるんですが、いざ本格的に寝入る体制に入ってくると、人と触れ合うのを嫌います。笑
1人ベッドのなかでまだ人の温かさのないエリアをもぞもぞと探し、うつ伏せで就寝。しっかり寝たあとはひっくり返して寝かせても大丈夫なんですが、睡眠が浅いタイミングで触ってしまうと、人がいないエリアを探してもぞもぞ遠ざかっていくんです。
ちょうどそのタイミングだったようで覚醒。ていうかぐずる。とりあえず抱っこするも、もともと寝入りばなに触れ合うのが嫌いなので更にぐずる。座席に転がしても、もぞもぞ動こうとして落ちかける。
ここからは娘との格闘でフライトが終わりました。。。
本格的に泣き叫びはしないけど定期的にちょっと気になるくらいの大きさの声で泣くので、ひやひや。機内はもうほぼ真っ暗。
後ろ4席も子連れ×2組、通路挟んで窓側席も娘よりも月齢の低いお子さんを連れた方。もう反対側の窓側は男性一人客でしたが、睡眠を他のところでとってくださったのか、基本的にはお座席にはいらっしゃらなくて、環境的にはそれほど気が張ってしまう状態ではなかったにしろ。
それでも大声で泣かせないようにと必死。抱っこ紐をするにも人肌嫌いな娘は覚醒してしまいそうで出来ず。
私と娘で2人して眠くてうつらうつらする時間→娘覚醒でぐずるのをあやすをほぼ1時間ごとに繰り返す感じ。
いやー地獄だったわwまだ完全に泣いてはいないので、子連れにしてはそれほどご迷惑をかける状態ではなく精神的ストレスは少なかったですが、意外と息苦しくなるマスク着用と、寝たいのに眠れないという苦痛。添乗員経験で機内でも爆睡出来る人間なので、これはきつかった。。。人生で初めて「早く着いてくれ・・・」と願いました。
フライト情報の時間を見るたび「まだ10分も経ってないやんけ」と絶望を繰り返す。
本来は飛行機大好きなのにね!!笑
ということで、フライト中平和だったのは娘が寝ていた最初の2時間ほどで、その後到着まで地獄でした☆
息子はがっつり寝てくれたのでよかった。3歳くらいになると自分で寝れるし、アニメとか見てくれるし、コントロールが効くから楽だなぁと実感。
ちなみに機内でのトイレですが。
私1人トイレに行きたくって子供らが寝てた時は、通路を挟んでお隣の方が見ててくださいました。というのも、そちらの方がお子さんを寝かせたまま食後におトイレに向かう際CAさんを探してる様子だったのですが、搭乗前にちょっとお話をしていた縁もあって顔見知り状態になっていたため、ジェスチャーで「私お子さん見てるよ!」とお伝えして席を離れていらっしゃる間、私が注視してたんです。
おかげでこちらが行こうとした時には、お隣の方が見ててくださいました。
なお、息子はオムツさせてましたが、娘がうつらうつらしたタイミングがちょうど降機がはじまる直前だったので、息子と自分でトイレへGO。
娘を1人座席に置いてきましたが、この時もお隣の方が見ててくださいました。本当に助かった・・・!この場を借りてありがとうございました!
着陸の際は兄妹両方起きていたので、パックジュースをゆっくり飲ませて耳抜き対策をしました。というのも、娘はおしゃぶりしていたのですがやたらと耳を触るので、おしゃぶりでは耳抜き出来てないのかも?と思ったからです。
実際どうなんですかね?到着後2日間ほど娘が耳を触るので、気圧性の中耳炎になってしまったかひやひやしました(自粛期間中なので普通の病院に気軽にいけないため)。
とりあえず現在は耳を触らなくなったので大丈夫かな?
あと、マスクに関して。
一応JALの規定では5歳以下の子供にはマスク着用義務はないようですが、羽田空港でグランドスタッフに聞いたところ、3歳の息子には出来る限りマスクをしておいてほしいと言われました。
とは言え、寝てる間は苦しいと思ったので、睡眠中はマスクを外させました。周囲の方やCAさんから何か言われたりすることはなかったです。
それ以外で起きてる時は、息子にはマスクをしてもらいました。
さすがに1歳3か月の娘にはマスクをつけるのは気が進まず、というか起きてる時にマスクさせると絶対むしり取るので着けていられず、結局マスクしないまま羽田空港ー機内ーホノルル空港とぶっ通しましたが、だれかに指摘されたりすることもなかったです。
むしろ2歳以下はマスクする方が危ないって言われてますもんね。
<ホノルル空港>
着陸後、とりあえず前ポケットにいれていたものやら何やらリュックに詰め込み、娘は抱っこ紐に入れて降機。飛行機出た瞬間「うっわ蒸し暑!」って感じでした。
あ、着陸のための降下が始まる前に、娘は着せていたボレロを脱がせて抱っこ紐を装着し、息子は長袖長ズボンのパジャマから、半袖半ズボンの服装に着替えさせてました。
ブリッジを通って空港内に入ると、Social Distanceを保ったスタッフの方がお出迎え。なんかやたらといたけど(10人以上)、なんだったんだろ。笑
空港建物内入って100mほど歩いたところで体温チェック。サーモグラフィがあるので大人は普通に通り過ぎてOKですが、子供らは非接触の体温計で測る必要があるらしく、スタッフに立ち止まるよう指示されました。
その後はすんなり入国審査場へ。途中階段降りたり上がったり、本当に抱っこ紐でよかった。
入国審査場で案内しているスタッフに私の配偶者ビザのページを見せたら、すぐに入国管理官のいる窓口に行くよう案内してくれました。
ごついポリネシアン!といういで立ちの男性の窓口へ。
私のパスポート、息子・娘のアメリカのパスポートを提出。
一度マスクを取って顔を見せるよう指示されましたが、それ以外はこれと言って質問はなく。
一応何か言われた時用にと、キャリーケースの取りやすいところにこれまでのビザの書類をまとめたファイルを忍ばせておりましたが、出す機会もなく。
指紋もとられなかった。。。とらなくっていいの??
でも私自身、息子がうろちょろして気が気ではなく。笑
子供からすれば窓口なんで高くて見えないから、なんか狭い道くらいの感覚でしょうね。なので進もうとするんですよー。「ちょ、先に進んじゃダメだから!」と息子を制止するのに苦戦しているのを見ているので、いつもよりはやっぱり時間はかかりましたが、それでも特に質問もされず、グリーンカードが届くまではこのパスポートのビザページが滞在許可証の役割をするからね、という情報をお伝えいただいただけで入国させてもらいました。
え、ちょっと簡単すぎない?もういいの?
という感じでした。笑
そのあとにBaggage Claimへ。
普段よりもよっぽど早く着いたと思う。飛行機降りてから30分も経ってないんじゃないかな。笑
階段を下りてBaggage Claimエリアの一番手前が該当Claim。そこにいたスタッフの方が子連れであるのに気づき、ベビーカーを預けているか聞かれ、預けている旨と名前を伝えたら、持ってきてくれて更に袋からも出してくれました。優しい!しかも日本語!
その後スーツケースが流れてきた時も、荷物が取りやすいよう整理しているスタッフの方が「これ?」と聞いてくれて代わりに降ろしてくれたり。至れり尽くせり!
というか子連れに優しいよみんな!ありがとう!さすがアメリカ!!
さっそく抱っこ紐の娘をベビーカーに移動させ、抱っこ紐をベビーカーのカゴに突っ込む。スーツケース1つを息子に転がしてもらって、機内持ち込みしたキャリーケースともう1つのスーツケースの取っ手を同時に片手で持って押して、もう片方の手でベビーカーを押そうと思ったんですが。
息子っち。はっきりと「重くて押せない」と主張。笑
うん、わかってた。23kgちょっと超えてるくらいだもんね。しかも身長より高いもんね。そりゃ無理だわ。笑
ということで、キャリーケースを息子に押してもらい、23kgちょい超えスーツケースと30kg手前スーツケースを片手で私、押していくことになりました。笑
さぁ、荷物をまとめ終わり、いざ出ようとしたんですが。
あれ、いつもとなんか違う?というか、いつも出るエリアから出れない。あの、出た瞬間日本の旅行会社のカウンターがめっちゃ並んでて出迎えのムームー着た女性がいっぱい立ってるとこじゃない。
そこじゃないところに進むよう指示され。税関チェックは、ランダムでスタッフに声をかけられたらやらなきゃいけないみたいですが、さすがに子連れだと声かけられず。
まぁ添乗員の時も私自身が声かけられたことはないけど。
そのまま言われた通りに進んだ先、他のBaggage Claimエリアに出たところで、コロナ対策のスタッフがいました。出口前に設置されたテーブル5つくらいで、social distanceがkeepされた状態。
一組ずつ通され、ここで事前に登録してた健康に関する質問事項に答えた後に送られてきたQRコードをスタッフに見せ、諸々コロナ対策関連の作業がなされていました。
ここで詳しくお伝えしますと。
現在、ハワイでは、島外から来た人間は州からの指示で全員14日間の自主隔離が義務付けられています。これは外国人であろうと、アメリカ本土から来た人間であろうと、アメリカ本土に行っていて帰ってきたハワイ在住者も総じて「島外」からであれば該当します。
それに付随し、搭乗前に、ハワイ州の該当省庁(Defense?Travel?)が運営しているサイトにて登録が必要になっています。私の場合全然知らなかったのですが、JALからメールで案内がきました。
上記のサイトでフライト情報や個人情報、滞在先などを事前に入力して登録します。
そして飛行機搭乗24時間前をきると回答できる健康に関する質問事項があり、それに回答完了すると登録しているメールアドレスにQRコードの画像が送られてきます。
このQRコードが、コロナ対策スタッフへの提示が必要になるんです。
QRコードがあるかスタッフに確認された際に、知らなかった人やまだ健康に関する質問事項に答えてない人は、その場でやらせてもらい、QRコードが届いてから案内されていました(私みたいにネット使えない人どうするんだろ)。
担当スタッフに呼ばれたら、まずはQRコードを見せます。
スタッフはまさに医療現場で見るようないで立ち。青色のマントで上から下までカバーし、ごついマスクにヘアカバーみたいなのもつけてました。暑いだろうなぁ。。。本当にお疲れ様です。
iPadを使って作業してるんですが、事前に登録している電話番号にスタッフが電話をかけてみる、という作業があります。ちゃんとつながるかのチェックですね。場合によっては抜き打ちチェックの対象にもなるらしいので。連絡とれないと意味がないですもんね。
私は日本でケータイを解約してしまっていたので、ケータイ本体は持っていますが電話番号がありません。よって旦那のケータイ番号を登録してたんですが。
旦那、電話に出ず。(おい!)
出たところで待機してくれているはず。ケータイも見ているはず。なのに出ない。
というかすぐ留守番電話になるらしい。
スタッフに、私のケータイからかけてみてって言われるも、ごめんなさい、私のケータイ使えないの。。。でも、すぐ見えているその外に迎えに来ているはず!とお伝えすると、旦那の名前を私に確認したあと、スタッフ外へ。
大声で名前を呼んで呼び出してくれたwwやさしいスタッフのお兄さん!旦那が迷惑かけてすんません。。。
おかげで旦那とスタッフで会話ができ、そこで電話番号も確認。
そのあと、自主隔離する予定の住所を確認され、なんかいろいろiPadで作業し、最後に署名をして、英語&日本語(!)で書かれた自粛期間の注意書きの書類を渡されて終了。
なお、この注意書きの書類を受け取る=ちゃんとコロナ対策スタッフのチェックを受け終わった、という合図になるとのことで、出口のセキュリティが確認できるよう鞄とかにまだ仕舞わないでね、と言われました。
ちなみに、それまで体温測定の時も、入国審査場でも、Baggage Claimでも、スタッフさんみんな日本語で話しかけてくれましたが、このコロナ対策の担当スタッフだけはガチの英語。最初普通のネイティブのスピードで話され、いきなりの英語に頭が切り替えられずプチパニック!笑
とはいえ、スピードを緩めてしゃべったりはしてもらえてなかったですが、同年代ってこともあり、わかりやすい単語を使ってくれたのでなんとかなりました。。。
暑い中、暑い服装をし、医療現場とは異なる最前線でのお仕事、本当にお疲れ様です&ありがとうございます。
ということで、晴れて入国完了!
コロナ禍だったということもあり、もっと空港でいろんな作業が入って足止めを食らうと思っていたのですが、トータルしたらいつもの観光客が多いホノルル空港での外に出るまでの時間と大差なかった感じでした。
入国時にPCR検査受けなきゃいけない、とか言われてましたが、それも特になし。
更に10/15から、ハワイでは入国72時間前にPCR検査をし陰性証明が出来れば、この14日間の自主隔離も不要になる政策がスタートする予定です。
さて、感動の旦那との再会!!!
は息子だけ。
私は「なんで電話でなかったの!?ってゆうか留守番ってなぜ!」が開口一番出た言葉w
どうやら選挙前ってのもあって迷惑電話が多く、知らない番号には出ないようにしていたらしい。
そして娘は見慣れないガタイのいい(私の父に比べれば)若い男性に超絶警戒心。
泣きはしなかったけど、笑いもしない。
そりゃそうだ、最後に一緒だったのって生後4か月の時だもん、覚えてるはずないわw
ということで、無事、アメリカに移住が完了しました。
完了?まぁとりあえず移動が完了ってとこですね。
なお、空港では感動の再開もそこそこに、すぐにレンタカーをとめている駐車場へ移動し、そのまま義父母と同居するコンドミニアムに入って、軟禁生活スタートでした。
実は14日間の自主隔離生活も、今日でようやく最終日!明日から出れるー!
もともと家にいられないタチの人間なので、もう本当に辛かった。。。
そして息子も2週目に入るとちょっとしたことでイヤイヤ大爆発。最近おもちゃ屋さんでしか見ることがなくなった床大好き寝そべり大号泣を毎日かましてきます。。。
子供も一緒に軟禁一番つらいかもね。笑
ということで!子連れでの飛行機移動の備忘録は終わりです。
これから息子の教育のこと、私の就活やら進捗のこと。
そして日々の気づきをだらだら書いていこうと思います!
ようやく本来やりたかったブログ内容にたどり着けそうだよ!笑
では、今後はハワイからお届けになりますが、よろしくお願いします。
【渡米】コロナ禍ついに移住!~羽田空港編~
こんにちは、くみです。
先日、とうとう渡米しました。
渡米先というか移住先は以前から書いているようにハワイです。
現在、ハワイ州の指示に従い、入国後14日間の隔離生活中です。
さて、義両親との2bedroom&2bathroomのコンドミニアムで自宅軟禁。
そしてまさかの下の娘が心開かず、終日娘のご機嫌取りをしている現在。
ストレスMAX☆笑
ということで、実は特になにも出来ず過ごしている今日この頃なので、覚えているうちに、人生初☆ガキ2匹付コロナ禍飛行機一人旅をお届けします。
まだ通常便が臨時運休の中、JALが飛ばした羽田ーホノルル直行便に搭乗しました。
大人1人(私)、幼児1人(息子3歳、座席有)、乳児1人(娘1歳、座席無)で、片道だとバカ高いので最長往復期限の半年後の3月に、一時帰国するとして往復チケットで購入しました。
どうやってガキ2匹連れて夜行便を乗り越えたのか備忘録。
①機内持ち込み物リスト
②当日の搭乗まで
③フライト中
④ホノルル空港
上記4つに分けて記載、記事も前半①②と後半③④と分けます。
今回はコロナ禍での臨時便ということで、ハワイ在住者や駐在者などの子連れが多く、気持ち的にも楽だった&エコノミークラスの搭乗率が約50%程度と空いていたことに救われました。
さて、まず①機内持ち込みにした持ち物リストを。
<キャリーケース>
→基本的には開かない。機内でも上の荷物入れに入れて出し入れしないと決めてた。
〇ノートPC
〇外付けHDD
〇VISA関連のこれまでの書類(ジャバラ式ファイル)
〇電子辞書
〇貴金属(ダイヤなどのお高めアクセサリー数点)
〇通帳やら母子手帳やら失効したけどなくせないマイナンバーカードや印鑑など重要物
〇Eチケット
〇モバイルバッテリー・イヤフォン・筆記用具
〇諸々の充電コード類
+
キャリーの取っ手部分に抱っこ紐ぶらさげ
<リュック>
→機内で使うものはこのリュックで乗り越えると決めていた
〇パスポート類・搭乗券
〇もしもの時用哺乳瓶&固形ミルク4本
〇娘の着替え1式(夏服)
〇息子の着替え1式(夏服)
〇自分の着替え(Tシャツのみ、吐き戻しなどで汚物がかかった時用)
〇息子&娘のおむつセット(息子用XL2枚、娘用M5枚、おしりふき、消臭袋10枚)
〇100mlのパックジュース×2(耳抜き対策)
〇飴(耳抜き対策)
〇手口拭き・ハンカチ・ティッシュ
〇ベビーローションお試し用15ml・綿棒・絆創膏・ポケムヒ15ml
〇娘用おしゃぶり2個(+予備1個)、落下防止ストラップ、遊び用小さいぬいぐるみ
〇寝るときいつもいるくたくたぬいぐるみ(息子パンダ、娘うさぎ→枕替わりになった)
〇歯ブラシ大人用1つ・幼児用1つ・折り畳みコップ(使う余裕なしだった)
〇文庫本2冊(読む余裕なんてなかった)
〇パウダー(innisfree no sebum powder、べたつき防止だが使う余裕なかった)
<息子リュック>
〇Amazon Fire HD For Kids
〇子供用イヤホン
〇長袖パジャマ(搭乗前にトイレで着替えた)
〇ハンカチ・ティッシュ・手口拭き
〇小型絵本
ということで、これが持ち込んだ荷物すべて!
本当は持ち運びが重くなるから、リュックに入れる物の割合をキャリーケースに入れたかったんですが、使わないのに手荷物じゃないといけない(というか不安)ものが意外と多くて。
一眼レフカメラとか外付けHDDとかそれこそノートPCとか。
地味に重い・精密機器だからクッション材いる→意外と場所取る等で、思っていた以上にキャリーケースは活用出来ませんでした。
まぁでも、機内で使う荷物を分散させなかったことで、機内で上の棚からキャリーケース出して、出し入れしてってことがなかったから、結果オーライでした。
続いて②当日の搭乗までについて。
今回は21:55発のフライトで、普段子供らが完全就寝する時間は20:00頃。
とりあえず空港で起こしておいて、ひたすら歩いたりして体力を消耗させて、機内で寝かすことを目指しました。
羽田空港には約3時間半前の17時半には到着。スーツケースはJAL ABCの宅配サービスを利用したのでピックアップし、最後の最後、実家から持ってきた物(洗濯してた洋服とか最後まで使ってたオモチャとか靴とか意外と多かった)をスーツケースに押し込み、まずはチェックイン!
<チェックイン>
私は元海外旅行専門添乗員だったので空港関連には詳しいのですが、航空業界というか空港は、最先端技術を詰め込んだ場所なので色々変わるのが早い!
昔は(といっても5年前くらいだけど)、ようやく自分での機械チェックインが主流になった時期。これは今でも変わらずだけど、チェックインカウンターの荷物預けが無人で出来るってのはなかった!しかもスーツケースを持ち上げる段差もない! お年寄りでも子供でも楽々じゃないか!感動。
とはいえ、幼児に乳児を連れた私はwebチェックインも機械チェックインも出来ませんので、有人のカウンターへ。
Eチケット・パスポートを預けてチェックイン。ちなみに渡米する場合、現在必ず事前にESTAの登録が必要ですよね。私のパスポートにはビザが貼ってあったので説明が楽でしたが、子供らはESTAか聞かれたため、アメリカ国籍を持っているのでと話をしたところ、アメリカのパスポートの提出も求められました。
これやっかいだな。。。今後毎回アメリカのパスポートの提出求められるんかな?
もうESTA申請してますーって適当に言っていいものか?ESTAの情報もいるんだろうか。
誰か航空業界の方教えてください。笑
あーでもESTA番号のリスト、添乗員である私も持っててグループチェックインの時に提出していたような気がしないでもない。。。うーん。
まぁとりあえず。
私はこのチェックイン時にベビーカーも預けました。
受託手荷物で預けなくても、ベビーカーの場合は搭乗直前で預けることも可能です。
この場合、到着地の空港で降機した直後、ベビーカーを返してもらえます。
なので、ベビーカーを多く利用して移動したい場合は搭乗直前で預けた方が便利です。
ではなぜ私は受託手荷物にしたのか?
実はホノルルの空港、入国審査に進む前に階段の場所があるんですよね。しかもエレベーターが近くにあった記憶がなく。実際に行ってみたらエスカレーターはありましたが。
ホノルルの空港って羽田とかそれこそロスとかに比べると古くて、圧倒的にバリアフリー度は低い空港なんです。
さっさか進んで入国審査等クリアしてさっさと外に出たいと思っていましたので、私は抱っこ紐で行くと決めたため、チェックイン時にベビーカーを預けました。
ベビーカーも預けることをお伝えしたところ、チェックインカウンターのお姉さんが貸出ベビーカー持ってきてくれました(除菌済)。
息子は綺麗なお姉さんに囲まれてお調子者度が向上、言うこと聞かないし面倒なので、お姉さん達からシールをもらったら早々に私の両親のところに追いやりました。ぶっちゃけうろちょろして邪魔!笑
娘も貸出ベビーカーに乗せて両親の元へ。
さて、幼児は大人運賃の基本半額ですが、実は受託手荷物は大人と同じ規定になります。
大人1人23kgのスーツケースを2個まで預けられるんですねー。
ということは、スーツケース4個も預けられる!EMS・航空便・SAL便止まってて船便=約2か月半かかる郵送手段しかない今、これは予想外でとてもうれしかった!!
が。
大人は私1人。羽田空港のチェックインまでは私の両親もいるので問題ないし、ホノルルの空港には旦那がレンタカーで迎えに来てくれるとはいえ。
ホノルル空港でBaggage Claimから外に出るまでが大問題。
ベビーカーも持っていく。機内手荷物でキャリーケースも持ち込む。
それにスーツケース4個?いや、どうやって外まで運ぶんだよw
ホノルルの空港にはチップあげれば運んでくれるポーターさんはいない。
スーツケースを載せて運べるカートもあるけど、あれって両手じゃないと動かせないから、必然的にキャリーケースもベビーカーも載せることになるけどさすがにスーツケース4個+キャリーケース+ベビーカーは1つのカートに乗らないでしょ。
ということで、仕方なくスーツケースは2個でおさめました。。。
そして重くて1つは約30kgだったので超過料金1万円を空港でお支払いしました。
JALの場合、スーツケース1つあたりにつき超過料金がかかりますので、もうオーバーするってわかっている場合、1つは23kgに収めて、オーバーする方に荷物寄せた方がお得です。25kgと25㎏とかになると超過料金2万円ですが、23kgと27kgだったら超過料金1万円で済みます。
あと、超過料金1万円のカバー範囲は32kgまでですから、金属とか電化製品入れない限りは普通のスーツケースの大きさで32kgはさすがに超えないんじゃないかな。笑
スーツケース2個・ベビーカーを預け、当日券などを購入する他のカウンターに出向いて超過料金を支払って搭乗券と荷物タグを受け取ってチェックイン終了!
ちなみに飛行機の座席ですが。
2席・4席・2席の座席配列で真ん中の4席のうち通路から2席を座席指定していたのですが、前日24時間切る前にサイトで確認したらすぐ隣の席(反対の通路側から2席目)をとっている方がいるようだったので、チェックインカウンターにて「子供がうるさくしたら迷惑なので、、、」と言葉を濁したところ、確認をしてもらえました。
実際は隣2席は埋まっていないとのことで、お客様からのご希望がない限りは他のお客様にはご案内しないとおっしゃっていただけました(しかも他のカウンタースタッフ等にも内線でお伝えしてくれてた様子)。
こんなにやってくれるなんてさすがJAL!海外航空会社じゃありえんね。
本当に感謝です。おかげ様で、なんと真ん中の4席まるまる利用出来ました。
<チェックイン完了後>
自分1人なら早々に保安検査・出国審査を終わらせて中に入ってゆったりお茶したりお買い物したりしますが、子連れでそんな優雅なこと出来ません。笑
更にこのコロナの影響で、TIATという免税店以外の物販店舗はすべて閉店中という悲しい現実。せっかくの免税での買い物が!!涙
ということで、今回は荷物も多いし(PCとかの精密機器ね)、免税店での購入はあきらめました。
今回、お見送りに両親、叔母、いとこが来てくれていたので、チェックインエリアにて、交代でひたすら子供らと展望デッキやら散歩に出てもらい、歩かせまくりました。
その際に19時くらいに子供らにおにぎりを食べさせました。1歳の娘も鮭おにぎりをまるまる1個食べました。さらに入る直前にいとこが「最後に食ってけ!」と持ってきた治一郎のバームクーヘンも食べました。笑
<保安検査>
21:35搭乗開始だったので、20:30くらいに、両親・叔母・いとこに別れを告げて保安検査へ。マジで泣きそうでしたが、そこからとうとう私1人で子供2匹の面倒をみなければならず、さっそくの保安検査でてんてこまい。しんみり泣く余裕もなかったぜ☆
現在の保安検査は、アメリカにあるような両手をあげて機械の中に入って、体の周りをぐるりと機械が巡るタイプの大型検査機が導入されていました。
けれど私の場合、下の子は抱っこのまま、上の子は1人で、昔のタイプの門の形の方で通過させてもらいました。
その代わり私は抱っこのままボディチェックありましたが。
あと、貸出ベビーカーも昔タイプの門の方で検査が必要、更にはよくテレビ番組で見る、紙を触れさせて機械でヤバイもんないか検査するチェック機にもかけられました。いや、ここ(羽田空港)の貸出ベビーカーですけど。。。笑
このチェック機の結果待ちもちょっと時間かかりました。実は出国審査を終えた先にも同じ貸出ベビーカーが置いてあったので、保安検査の前までと、出国審査後とで分けて使えばよかったかなって思いました。
そしてX線にかける荷物も、昔はPC等電子機器はすべてバッグから出さなきゃいけませんでしたが、今回は中にしまったままでよかったです。
いろいろ便利になりましたね。。。
ただ、私の前の人のタイミングで機械がうまく作動しなくなったのか、エラーが発生して10分くらいは待たされ、そのたった10分だけでも、上の息子がフラフラするのを制するのが大変でした。。。ケータイは預けちゃってるしっていうか荷物なにも持ってないし、でも進んじゃいけないし、後ろは他の人が待ってるし。ズンっと疲れました。
<出国審査>
ここでは特に待つこともなく、日本のパスポートと搭乗券を渡して、特に出入国管理官の方と話をすることもなく通過。
<搭乗エリア>
とりあえずは空いている席(というかむしろガラ空き)で、搭乗前最後の荷物入れ替え&点検。キャリーケースに入れて機内にいる間まったく触らないものと、機内で必要になるであろうものを再度確認。
この際、夕方に実家を出発していたので長袖&長ズボンの息子を、トイレにて長袖長ズボンのパジャマに着替えさせました。ついでにまだ夜はおもらししちゃう時があるので、おトイレさせておむつに変更。
機内って寒いって思う人もいれば、暑いって思う人もいますよね。私の場合は圧倒的に寒いと感じる人間だったので、子供らのは長袖をチョイス。ちなみに私自身も前開きのパーカを持ち込みました(実際はチビ共に挟まれて暑くて着ることもなかったけど)。
娘はもともと長ズボンで、上はTシャツに薄手の長袖ボレロを着せていました。最悪ずっと抱っこ紐になって暑いだろうからもうこれでいいや、と。笑
その後、娘を貸出ベビーカーから抱っこ紐に移し、息子はイヤフォン使ってAmazon Fire HDで動画を見て搭乗開始まで待ちました。この際、娘は抱っこ紐の中でご就寝。
搭乗開始まで待っている間にスタッフさんが来て、優先搭乗で搭乗出来る旨などをご案内いただき、その後搭乗開始前に呼びに来ていただいて搭乗しました。
ちなみにですが、子供のイヤフォンはこれをフライト1週間前に慌てて購入。
耳の穴に入れるタイプではないので、耳が痛くならなくってよき!
子供に必要な場合、機内とかそれこそ病院とかいいと思います!マジ買って良かった!
ということで、搭乗までを長々書きましたが、ここまではまぁなんとかなる。
続いて地獄のフライト編です☆