徒然なるままにアメリカへ

アメリカ人(日系)との結婚を機に、興味のカケラもなかったアメリカ移住への道を歩むことに。仕事、妊娠、出産、子育てに渡米準備〜アメリカ生活を綴っていきます。

【仕事】仕事の見つけ方

ずいぶんご無沙汰してます。

くみです。

 

ハワイに移住してかれこれ9か月が過ぎました。

最後に更新したのは12月のソーシャルセキュリティーナンバー取得の記事ですね。

半年経ってしまってました。笑

 

さて、この半年、かなり環境が変わりました。

 

①3月から義両親との同居を解消し、家族のみで住み始めた

②同じく3月からフルタイムの仕事を始めた

③4月から上の子(当時3歳、現4歳)の息子がPreschoolに通いだした

 

ということで、義両親からの援助もいただいておりますが、家族で生活出来る環境を整えることが出来ました!!

わっほーい!!義両親の目を気にせず旦那とイチャイチャできるぜ!爆

 

もともと、義両親と住んでいたコンドミニアム(以後コンド)の契約期間が2月末までだったんですよね。

それを更新すると、まぁ途中で出れるらしいですが向こう1年はまた同居。

もちろん、とても優しく気を遣っていただいていたのですが、やはり息苦しい。というか多分旦那のストレスが募ってしまうので(義母がかなり旦那には口を出すタイプで、旦那は命令されるのが大嫌いw)、これから1年も同居は無理!と思い、12月から順次部屋探しを始めてました。

あと、英語に慣れるために早々に息子をPreschoolに突っ込みたかったんですが、当時住んでいたコンドの周辺には一切Preschoolがなくって。徒歩圏内にPreschoolがあるコンドを中心に探しました。

 

その結果、すぐ裏にPreschoolがあるコンドで、古いし設備も微妙だけど、他に見ていた部屋と同等料金で全然広い部屋を見つけ、即決しました。1月に見つけて契約に進んで、2月いっぱい地道に引っ越し作業してましたね(と言っても、結局裏のPreschoolには入れなくて、他の徒歩圏内のPreschoolに通うことになりましたが)。

 

と、引っ越しの話とか、賃貸契約の話とか、子供のPreschoolの話とか、いろいろ書きたいことはありますが、今回はお仕事について、焦点を当てて備忘録しようかと。

 

さて、私の場合、2020年の12月下旬くらいから仕事を探しはじめ(何せ雇ってもらうのに必須のソーシャルセキュリティーナンバーを取得したのが12月上旬だからねw)、結局今の会社が決まったのが2月上旬。約2か月で仕事を見つけられました。

 

以前の私のブログを読んでくださった方はご存じの通り、元々旅行業界出身の私。

ハワイで仕事を探す=私の中では旅行業界に戻る、というのが一番安直で採用されやすい、と考えておりました。

本音を言えば、旅行業界そのものには戻りたくなかった。

なにせサービス残業上等、薄利多売というか薄給多労働って身をもって知っているから。

ただ、自分が作ったツアーや企画でお客さんが楽しんで喜んでもらえる、しかも喜んでくれているのをダイレクトに実感出来るって仕事はそうそうないと思います。

旅行のツアーや企画って、実質サービスの組み合わせを提供しているので、無限大の組み合わせがあり、その組み合わせの販売って無形商材なんですよね。

しかもツアーが終わってしまえば、物が残らない(思い出が残るってクサいこと言ってた先輩はいたけどw)。

しかも、お客様の満足度がそのまま次の営業につながるので、ダイレクトに満足度が跳ね返ってくる、というか。

今考えてみれば、面白い仕事だったな、とは思うんですが。

 

ただ、カスタマーと直に接するお仕事でもあるので、ブラック客に当たると悲惨。

ただでさえホスピタリティがない人間なので、死ぬほどストレスが溜まる。

そして、超過労働上等業界。

旅行会社にとどまらず、ホテルもそうだと思います。夜シフトとかね。

 

ということで、ハワイですぐに仕事を見つけるには、日系旅行会社が最有力候補でしたが、旅行業界に戻ることになってもいいけど、ともかく客前に出ないオフィスワークを希望していました。

 

ですが。

 

コロナですよ。

旅行関連事業軒並みストップですよ。

12月当時、旅行関連ホテル関連の求人は皆無。笑

 

日本人向けの情報サイト(aloha streetとかlighthouseとか)をさらいましたが、まったくありませんでした。

 

ついでにあわよくば航空業界に行きたいと思っていたので、そちらもindeedで探しましたが、パートタイムのグラウンドスタッフの募集さえない。

 

ということで、さっそく詰みました。爆

 

当時日系情報サイトで募集が出ていたのは、経理のお仕事とかレストランのウェイターとか。

どれもやりたいと思えるものではなく。てゆうか経理とか出来ないし。転職の場合ってやっぱり募集職種の経験を求められるので厳しいですよね。

かと言って、lay off(リストラ)された人が多い中、indeedとかで探しても英語がビジネスで使えるレベルではない私を採用してくれるところなどあるはずもなく。

 

2週間ほど探しまくりましたが、自力は無理やな、と。笑

 

で、次に選んだのがバイリンガル向け人材派遣会社への登録。

人材派遣会社といいつつも、実質は人材斡旋会社って感じなのかな?

ハワイで日本語話す人の中ではめっちゃ有名なところに登録をしました。

 

私が日本で旅行会社から転職した時も、日本の最大手の1つのエージェントを使い、これまた2ヶ月くらい、エージェント使い出してから1ヶ月くらいで転職出来たんですよね。

しかも経歴書の添削とかもしてくれるし。英語の履歴書書くの人生初でわからなかったし(実はフランス語で書いたことはあるw)。

 

ということで、派遣登録。

登録後すぐに有名神社の事務の面接をさせてもらいましたが、ここでは英語能力が求められ、面接も1時間英語オンリーで撃沈しましたw

その後特にご紹介いただけるものがなかったんですが、間に日系運送会社の倉庫バイトとか斡旋してもらいましたw

人生初、海外での収入が倉庫バイト。笑

 

でですね、平行して日系情報雑誌の方に載っている求人にも応募。

その1つに、日本人向け家庭教師があって。

個人ではなく、会社を通して行うタイプで、一応日本で個人での家庭教師経験があったので12月下旬に面接にこぎつけました。

 

すぐに採用!ということにはなりませんでしたが、私が出来そうなものがあればお声がけいただけることになり、結果、1月下旬から週1で家庭教師のお仕事をさせてもらうことになりました。

 

その家庭教師のバイトをしつつ、引き続き自分でも探して、なんとか日本語が必要とされる仕事に自分で履歴書送って、ということを続けました。

 

まぁほとんどひっかかりもしなかったけどね。

日本は応募すれば一応返信もらえることが多いけど、アメリカは全然返信のへの字もないのね。笑

 

そんな中2月頭、次に面接にこぎつけたのが、日系レストランの経理募集。

経験はないものの、自分で応募したら面接にこぎつけました。

と、同じタイミングで、人材派遣会社から他の応募を打診されまして。

 

レストランの面接では、希望していたオフィスワークでは採用に至りませんでしたが、レストランのフロント業務での採用をご提案いただきました。

 

ただ、フロント業務ってことは接客。

接客は嫌。ともかく嫌。バックオフィスに逃げたい。笑

 

なので、人材派遣会社から打診されていた他の応募に申し込み。その間、ご提案いただいていたフロント業務は保留。

その打診された他の応募、っていうのが現在の職場でした。

 

フロント業務でどう?とご提案いただいたその日に派遣会社へ応募する旨をお伝え、その日に先方から面接の打診をいただき、翌日午前に面接、午後には採用が決まる、という、もう強運でしかない、と思えるようなトントン拍子で事が運びました。笑

 

なので、レストランの方は辞退させていただき、3月からスタートすることになったのので、その前に家庭教師のバイトも他の方に引き継ぎをして、同時進行で引越しの準備をし、と、2月はてんてこ舞いでした。

 

家庭教師のバイトに至っては、開始して1ヶ月程度で終わる、というお子様には悪い状況になってしまって申し訳なかったです。。。

(一応フルタイムでのお仕事を探していたので、その旨を事前に雇い元&家庭教師先の親御さんにはお伝えし、長期で出来ない可能性はご了承いただいておりました。まさかこんな早く決まるとは思ってなかったけど。)

 

という事で、コロナ禍の中、12月〜2月上旬と、実質2ヶ月半で仕事が見つかりました。

 

本腰を入れてから決まるまで、想像以上に早かった。

日系アメリカ人の旦那でさえコロナ前に4ヶ月くらい仕事見つけるのに時間かかったのにw

もう強運、ラッキーとしか言えませんww 神様ありがとう!!

 

 

 

でですね、今回人生で初めて本腰を入れて、海外で就活をしたわけですが。

(実は以前フランス語圏で働きたくて、モロッコで遠隔で就活した経験あり笑)

 

英語がビジネスレベルで話せる方は、とりあえず有名どころのindeedとかで探せばいいと思いますが。

ただ、日本と違って、本当に返信がない。笑

届いてるのか届いてないかさえわからん。笑

海外(アメリカ)では、相手が興味ない場合とかは返信さえ来ない、って知っておいた方がいいです。笑

 

で、英語に不安があって、日本人向けとか日本企業での仕事に就きたい場合は、日本人向けの情報サイトの求人を探すのがいいと思います。

英語に自信がないし。。。と思う方も、こちらだったら採用の可能性があります。

応募要件に該当職種の経験年数とか書かれていますが、もうこの際適当に近そうな事書いて出しちゃっていいと思います!

応募したレストランの経理募集、経理のお仕事は会社での経験はなかったんですが、自営業の両親の経理書類のタイピングを手伝った事があったので(と言っても月別の領収書とかのタイピングを2回くらいだけw)、あたかもやったことあります的な感じで出しました。

求めてる募集職種には合わなくても、面接で会ってお話さえ出来れば、他のチャンスが舞い込むかもしれない。フロント業務での打診をいただけたのがまさにその際たる例になると思います。

 

あとは、人材派遣会社とか転職エージェントがあれば使う。

結局私が今回のお仕事に就けたのも人材派遣会社さんからお話をいただいたからです。

もう本当に感謝。

実は、打診された求人って日本人向け情報サイトに載っていたんですよね。でも、業界も職種も未経験だったし興味なかったから応募しなかったんです。

ですが、とりあえず面接を受けたレストランから提案いただいたフロント業務は接客なので出来れば避けたかったこともあり、オフィスワークなら応募してみるか、という軽い気持ちで応募することにしました。

人材派遣会社さんが先方に渡した私の履歴書を見て、募集している求人とは異なる事業に最適かも、とご判断いただけ、掲載していた募集内容とは全く異なる求人として、面接をしていただけることになったんです。

 

 

これまで私は大学卒業時の新卒就活、日本での転職活動2回、アメリカでの初の就活と、4度仕事探しをしましたが、仕事探しで大切と総じて言えることは「これと決めつけない」「使えるものは使う」です。笑

 

実は私、新卒での就活にかなり苦戦しました。

大学3年次にフランスに1年間交換留学をしていたため、帰国した時は大学4年生で(フランスは新学期が9月始まりで6月終わり)、周りは就活が終わってる同期ばかり。秋採用でどうにか頑張ろうと思っていた矢先のリーマンショック。もう無理だと思い、両親を説得して大学5年生になりました。

で、フランスから帰国した年の夏から就活はしていましたが、翌年4月の新卒採用シーズンに入っても片っ端から落ちまくる。現在自分のPCに残っているエントリーシート数は70以上。笑

もう無理!!と思い、もう考えたくない、一旦リセットしたい!と思って8月いっぱいは就活サイトとかを一切見ないと決めて遊びました(おい)。

 

何やってんだよ、とツッコまれそうですが、実はこれがよかった。

それまで、「この業界に行きたい!」とかなり視野を狭めてしまっていた私。遊びまくっていろんな人と遊んで、なんか業界拘らなくてもいいかも、と思ったんですよね。業種とか職種とか、決めつけないで、少しでも興味をそそられたなら応募してみよう、と。

で、8月が終わり、9月に入って一番最初に就活サイトに再度ログインして、一番最初に応募したのが、社会人として初めて就職した旅行会社だったんです。

その旅行会社の内定が決まったのが12月だったので、実質1年半も就活してました。笑

 

で、旅行会社から次の会社に転職した時ですが、最初は自分で探してアクションする転職サイトを使っていたんですが、どうも定まらない。その時の転職の動機は、もう接客したくないってのが一番だったんですけど(笑)、旅行業界ってかなり特殊で、ツアー企画とか普通の会社の企画部とも違うし、今のうちに一般的な仕事を経験してみたいな、って思ったんです。特に、その当時すでに現旦那と付き合っていて、ゆくゆくはアメリカに移住する未来が見えてきていたので、日本にいられる今の内に、死ぬほど仕事に没頭したいな、と。笑

業界問わず経験が活かせて、どの業界にもある職種で、ガツガツできる職種とは?

そう、営業です。

なので、業界は絞らずに営業職で探したんです。

でも、旅行会社からメーカーなり他の業種への転職活動はうまくいかなくて。旅行業界での経験を、どうアピールすればいいのかわからないってのがあって。なので、ここは無料で履歴書・職務経歴書を添削してもらおう!と思ったのがきっかけで転職エージェントを使うことにしました。

この時添削してもらった履歴書・職務経歴書は今もアップデートしながら使っています。

そう、エージェントさんってプロなんですよね。なので、その道のプロが履歴書を添削してくれるんですよ。

あと、エージェントさんは私の経験と、数ある求人募集から、双方にマッチしそうなものを選んでくれるので、逆に他人から見て、自分の経験がどんな業種・職種に合いそうって思われるのか、という他者の目線もわかるんですよね。

なので、そのエージェントさんの紹介してくれた仕事に応募する・しないはともかく、使えるものは使ってしまえば良いのです。笑

私の場合は、結果、エージェントさんが紹介してくれた求人に転職が決まったんですけどね。そのエージェントのグループ企業への採用なので、この場合エージェントの利益になってるのかよくわかんないですけど。笑

(ここまで言ったらどこの会社がわかっちゃいそうw)

 

次は子育てしながらの仕事探し。

この時はもう、条件が決まってました。そう、子育てしますから「時短勤務」です。保育園に入れたとはいえ、送り時間も一番遅いお迎え時間も決まってますから、その間で通勤&業務が出来るもの。そして保育園が使えない土日は完全休みの会社。そしてイレギュラーが発生して業務時間延長とかが発生しにくい事務職。

もうそうしたらね、ほとんど業種とか選べないですよ。笑

この時はもうビザの申請も始めると決まっていましたので、長期で働けないことを鑑み、派遣登録にしました。詳しくは過去記事にありますが、自分の条件にマッチする案件を片っ端から見て応募して、結局1ヶ月くらいで決まったかな?

 

という事で、日本での転職は2回ともプロの手をかりてました。

そして今回のアメリカでの仕事探しもプロの手をかりました。笑

そう、使えるものは使うんです。

 

あと、仕事なんて、どんな業種だろうと職種だろうと、経験がないならやってみないとわからない。今のところ、経験した全部の仕事のよかったな、と思えるところがあります。知識もついたし。まばらだけど。笑

その経験が、今の仕事に繋がってますし。業界全然違うけど。ビジネス内容とかむしろ私が今まで理解した方がいいなーって思いつつ避けてきた分野で知識ゼロだけど。笑

 

 

とま、話が長くなりましたが、ていうかなんかすごい過去の思い出話も入ってますけど、現状フルタイムのお仕事に就いて頑張ってますw

上の子はPreschool入ってて、現状下の子は義両親がうちに来て日中見てくれてる状態ですが、8月からは下の子もPreschool入れることになったんです〜!

まぁその分、義両親には経済面で援助をして頂かなくてはならない状態ですけど。

 

という事で、ボチボチまた記事にしていこうと思います!

気長にお付き合いくださいませ。