徒然なるままにアメリカへ

アメリカ人(日系)との結婚を機に、興味のカケラもなかったアメリカ移住への道を歩むことに。仕事、妊娠、出産、子育てに渡米準備〜アメリカ生活を綴っていきます。

【育児】新生児という未知による育児の洗礼

どうも、くみです。

 

出産が終わり、とうとう子育て開始です。

これは。。。打ちのめされますね。笑

今回は、子育ての夢をぶち壊す内容を徒然と書きます。

 

かわいい我が子と、新しい育児生活。

先輩ママは出産と同じで、育児は「大変だけど楽しいよ」と言います。

先輩ママはもっと大変なその先の育児もしているからこそ、そう言える。

まさに出産と同じです。

しかし、かなりの覚悟をしておかないと、マジで打ちのめされ、精神追い詰められるので、参考までに私の心の中身を赤裸々にここで吐き出します。

 

さて、そもそもの話ですが。

私は一人っ子で、親戚一同の中でも歳が離れて1番年下でした。

1番年齢が近いいとこで5歳上。

自分より年下の子がいない環境で、比較的大人に囲まれて育ちました。

そして、小さい子と関わることがまったくなかったこと、かなり自我が強いことなど諸々重なり、今の旦那に会うまでは、結婚する気もないし、子供もいらないと思ってました。

一人っ子なので孫は親のために作るべきかと思ってましたが、私の性格上、母親に「シングルマザーでもいいから孫は作れ」と言われる始末でした。笑

 

なので、もともと子供に対する苦手感、未知感がハンパなく、友達の子供とかもどう接すればいいのやら。

そんな私が、今の旦那に出会い、結婚し、子供がほしいと思ったのだから、旦那は私の人生を根底から覆してくれたんですよね。笑

 

そして念願の子供を出産。

私がお世話になった産院は、問題なければ出産翌日から母子同室です。

 そして、この初日の夜、さっそく夜中にひたすら泣かれ、母乳もまだ出産直後で出ず、しかも私の乳頭は赤ちゃんにはくわえにくく、ミルクをあげても泣かれ続け、自分も出産直後で体ガタガタ状態で寝たいのに寝れないこの辛さ!

 

正直、ゾッとしました。

 

子供がある程度育ってくれるまで、これが当分続くの?

 

その日はなんとか寝てくれたんですが、翌日はもうすでに夜が来るのが恐怖。

出産直後で、いろんな人が日中は会いに来てくれたため、寝る暇なく。

夜になり、お部屋に生まれたての我が子と2人きり。

言葉も通じない、泣くしか表現方法を知らない我が子が何を訴えたいかなんてわからないし、母乳も出ないし、粉ミルクをあげる、オムツを替える、気温を調整する、それすべてやっても泣いてたらもうどうすればいいの?

これが当分続くと思うと怖く、子育て出来る気がしなくて、旦那とFaceTimeしながら子育てが怖いと号泣。
2人で子育てはやっていくものだから、一緒に頑張ろうと旦那に励ましてもらい、その日は乗り切りました。

 

この時点では、泣いてる場合、何をどうすればいいのかケーススタディを作り上げようと思ってたんですよね。

先輩ママからすれば、「何を言ってるの、そんなの無理に決まってるじゃない」ってわかると思いますが、子供という生き物を知らない私は、論理的に解明しようと無意識に思ってたんです。

社会人になり、経済的にも親の保護から抜け、自分の好きなように生きて来たここ数年。
仕事で挫折を感じたりもしましたが、なぜ失敗したのかを調査・分析して改善してきました。
やりたいことをやり、論理的に考える力がついたここ最近。
つまり、論理的に考えるくせがついてたんですよね。

そして、「論理的」が一切通用しないのが育児ですね。
正しい模範解答がなく、一切のコントロールが出来ないのが子供。前回はこうやってうまくいったから、今日もそれでってやっても通用しない。
夜起きてしまうため、昼間を起こしていようとしてもままならない。

しかし、この時点ではまだこの考え方から脱却しきれてませんでした。

 

 

その後退院し、今度は自分の実家へ。

私の父親は仕事一筋の人間なので、オムツ替えもできません。笑

でも、夜中に1人で我が子と向き合う時、誰かが私の話相手をしてくれるだけで気は紛れます。

実家なのでゆったりのびのびと、病院の時よりも心も安定するかと思ったのですが。

 

今度は、母親が出来ているのに自分が出来ないことに対する焦りなどで更に打ちのめされました。

母乳をあげられるのは私だけですが、その母乳も入院時よりも出は良くなったものの、うまく赤ちゃんがくわえられない。

そのため、毎回5分以上くわえさせるのに格闘をする羽目になっています。

完全母乳に対する神話やらを信じてるわけじゃないですが、出来る限り母乳にしたい。

なんといっても経済的ですしね。

でも、旦那がお世話出来るように1日1回は粉ミルク+哺乳瓶を継続しようと考えています。

けど、あんまり哺乳瓶を使っちゃうと私の飲みにくい乳頭をくわえてくれなくなるんじゃないか?という恐怖に苛まれてますが。。。

 

話が逸れましたが、オムツも替えて、母乳も与えて、どうにかこうにかゲップをさせたとして、まどろんでいる我が子が寝たかな?と思ってベッドに下ろすと起きるんです。。。

俗に言う「着地失敗」ってやつですね。

その着地失敗もそうですが、抱いててもまどろんでくれるものの、完全に寝入ってくれない我が子。

でも、母親が抱っこしてるとコテンと寝るし、ベッドに下ろしても起きないんです。

 

「なんで!?どうしてお母さんならOKなのに私はダメなわけ!?」

というショック。

 

そして何よりも、1ヶ月で実家から自宅へ戻る予定なんですが(伸ばしてもいいけど、私が旦那のそばにいたいってのが強い)、自宅に戻れば自分1人。

平日はお仕事してもらっている旦那を夜中に付き合わせられないと思いますし、自分1人でどうにかしたい!

家事もちゃんとしたい!

仕事をしていない私は、仕事をしてくれている旦那のためにも、育児は私が頑張らないと。

旦那に仕事と育児両方の負担をかけたくない。

でも1人でどうにかしなきゃいけないのに、満足に寝かしつけも出来ないってどうすればいいの?

平日はたった1人でこの子にむかい合わなきゃいけない恐怖。

 

実家にいるのにこれまた号泣。

 

産後はホルモンバランスのせいでうつ状態になりやすいそうで。

マタニティブルーと言うそうですが。

それの影響もあるとは思いますが、それに追加してもともと子供との関わりがなく、そもそも好きでもない(むしろ苦手)、そしてここ最近自分のコントロール出来ないことに遭遇していない、最後に母親いわく「完璧主義」な部分がある私にとって、一切こちらの思惑通りに進められない育児は辛い以外のなにものでもない。

 

今も、昼夜が完全に逆転しており、夜中に4時間くらい起きてるんですよね。

なんで寝てくれないのーってなります。

 

もちろん、我が子はめちゃくちゃ可愛いです。

寝てる時にニコって笑ってくれるだけで顔が緩んじゃいます。

でも、どれだけ我が子が可愛くても、お世話はまた話が違う。

 

そんな感じで、育児は一切こちらのコントロールが効かない、自宅に帰れば平日は1人でどうにか頑張らないといけない、母親は出来るのに私は出来ない、そこから発展して自分のための時間はなく、すべてをこの子に捧げないといけないのかという恐怖などに繋がりました。

子供が好きで、子供のためなら、と考えるママであれば、私の考え方は不謹慎であり、子供が可哀想ってなるかと思います。

でも、私は子供が出来たからと言って、自分の自己実現を諦める気はないですし、母親である前に、旦那の妻であり、1人の女であることも同時に持ち続けたい人間です。

そのため、こんな考え方に陥ってしまったんでしょうけども。

 

そんな中、ちょっと考え方が変わったのが、地元の先輩ママが我が子を見に来てくれた時です。

「着地失敗とか昼夜逆転とかあったよー笑」「まだ生まれて10日も経ってないもんねぇまだまだこれからだよ、昼夜逆転も治ってくよ、ちゃんと。子供それぞれのスピードはあると思うけどね。もっと大きくなったら、この時期の子供は可愛いかったなぁって思うよ」

「可愛いねぇずっと抱いてたいよ〜」

と自分の経験と共におっしゃっていただき。

 

そういえばまだこの世に生まれて10日しか経ってないんだな、と。

そりゃ昼も夜もわからんよね。

おっぱい吸えるだけすごくない?

(うまくいくと痛いくらい吸ってくれるし)

一緒にうまく母乳を吸えるように練習していけばいいよね。

 

と気持ちがちょっと楽になりました。

 

また、母親には、まずはあんたの体が戻ることが1番重要なんだから!と、とりあえずは両親に甘えて、まずは体を休ませなさい、と若干怒られたこともあります。

 

1ヶ月後の1人生活に恐怖を抱き、どうにか昼夜逆転を改善し、母乳育児も問題ない状態にして、両親に頼らずにこなせる状態にし、今度は家事もこなさなきゃ!という完璧主義&論理的思考が先行してしまい、気が滅入ってしまってました。

 

今は、とりあえず私も出来ないなりに、ゆったり体調優先で勉強していこう、自宅に帰っても旦那が助けてくれるし、今は、今後アメリカに移住してしまうことを考えれば、両親に甘えられるのもそうそう機会も多くないな、と思い、存分に頼って甘えよう、と考え方を転換することが出来ました。

 

ままならないモンはままならない。笑

とりあえず今はとことん付き合うのだ。

こっちが希望すること全部通らないと思って育児するのがベストね。笑

 

なんとなくふっきれたおかげで楽にはなりました。

それでも昼夜逆転はきっついけどね。。。

とりあえず夜だけまとまって寝ておくれぇ。涙 

 

ということで、これまで子供と接してきていない新米ママはきっと初日数日で打ちのめされているんじゃないかと思います。

 

今も寝てくれてると思ったら布団蹴飛ばしてウンウン唸ってるしぃ〜。

10分前におむつ換えも母乳もあげたばかりなんにぃ。笑

なぜ寝ない〜。笑

 

SNSでの有名人のアカウントにはキラキラ育児生活が載せられており、「あんな楽しくできねーよ!」と現実とのギャップにショックを受け、私のように打ちのめされ、今後にすごい不安を抱えた人もきっと多いはず。笑

大丈夫、打ちのめされたのは貴女だけではないです。

 

 

とりあえずは吹っ切れるまでの辛抱ですよね。

吹っ切れたらママは1ランクパワーアップですw

 

 

ということで、育児の洗礼を受け、ウツになりかけましたが復活したのでした。

 

とりあえず、昼夜逆転をなおして夜にしっかり寝てくれるようになることと、早く我が子と外にお散歩う行けるようになることが重要ですな!

気分転換たいせつw

 

 

今後、この【育児】シリーズには、日々の育児の悩みなどを徒然と書いていきます。

これもお付き合いよろしくお願いします(´ω`)