徒然なるままにアメリカへ

アメリカ人(日系)との結婚を機に、興味のカケラもなかったアメリカ移住への道を歩むことに。仕事、妊娠、出産、子育てに渡米準備〜アメリカ生活を綴っていきます。

【育児】チームラボ ボーダレス 1歳児の子連れで行ってきた②

どうも。くみです。

 

前回に続き、チームラボボーダレス1歳1ヶ月の子連れで行ってきたレビュー第2弾。

第1弾はこちら↓

【育児】チームラボ ボーダレス 1歳児の子連れで行ってきた① - 徒然なるままにアメリカへ

7月下旬の土曜日、開園と同時に入場した時のことを書いています。

 

今回は内部と退場後について書いていきますよー。

 

内部


3階(入場階)

さて、スタッフさんのイントロダクション(?)を聞いた後、いざ内部へ!!

入って最初にびっくりしたのが、入ったら真っ暗(といっても間接照明で足元は見えます)な上に入ってすぐ進み先が3つに分かれてること。左右に曲がる通路と正面。

結局どうしたっけな、右側にいたからそのまんま右の通路に進んだかな。


内部は壁も床も花が咲き乱れる幻想的な世界!

f:id:kumiko0209:20180724085341j:image

デカイ通路が一本あるんですが、壁で仕切られた小さな部屋があったり、通路にも凹凸があり、さらにガラス張りもあるもんだからどっちに進めばいいのやら。

これが口コミにある「迷子になる」ってやつですね!

でも、ややこしすぎて迷子になるって感じではなく、壁から床からプロジェクションマッピングで花が咲き乱れ、しかも映像が動いて移動していくし、鏡があるから方向がわからなくなるって感じでした。

1歳の息子は「あーあー」といいながらお花を指差してはじめての光景に圧倒されてました。


大人でも方向感覚がわからなくなるので、子供は迷子になりますわ、これ。

旦那も私も興奮して写真撮ってる間に息子は興味がある方向へフラフラ歩いて行っちゃって、危うく入場1分で迷子にさせるところでした。笑

上の写真の真ん中でブレブレで映ってる白いTシャツのが息子。

写真撮ってるカメラの画面に入ってきたから気づけた。笑


入場階(実際は3階)は、主に見て楽しむエリアです。

壁で区切られてるので正確な位置はわかりませんが、有名な滝の映像が流れる部屋

f:id:kumiko0209:20180724085614j:image

白い照明が音楽に合わせて動く部屋

f:id:kumiko0209:20180725163253j:image

光の雨が降る部屋

f:id:kumiko0209:20180724085444j:image

円板で田んぼのような草原を感じられる部屋

f:id:kumiko0209:20180724085736j:image

は1階にあります。

葛飾北斎の波の映像の部屋もおそらく1階です。

見かけたんですが、とりあえずランタンの部屋に行きたくてスキップしたら結局行くの忘れました。笑

 

迷子にならずにある程度把握したいって方は、とりあえず入場側からまっすぐ進んで反対側の端まで行ってみることをお勧めします。

反対側の端は、片面の壁一面真っ黒でプロジェクションマッピングがない通路になってます。もう片面は鳥獣戯画や竹林のプロジェクションマッピングでした。まぁこの映像も移動していくので必ずこれってわけでもないですが。私が数回通った時はこの映像だった率が高かったです。


入場口と反対側の端の通路手前に、上階(実際は4階)に続く階段があります。

階段前に常時黒いTシャツ着たスタッフがいたからわかりやすいかも。


そして、有名なランタンの部屋ですが。

これだけ独立・隔離して、入場階から中2階的な場所にあります。

これも入場とは反対側の通路にありました。


私はとりあえず空間把握がしたくて端まで歩いたので、最初に見つけることが出来ました。

開園すぐ(?)だったこともあり、待つことも整理券もらうこともなくそのまま入場出来ました。

ランタンの部屋は1度に入れる人数が決まっており、その分写真が撮りやすいです。

でも、1回の滞在時間は恐らく3分程度。写真に夢中になってたら一瞬で終わります。笑


私達がついた時は人が少なく、1回出てそのままもう1回入場するのに、1回分待つだけで入れました。


時間制限があるので、入ったタイミングによってランタンの色が決まっちゃいます。

2回連続で入った私は有名な暖かいオレンジ色のタイミングと、ピンクと青の色のタイミングに当たりました。

f:id:kumiko0209:20180724090040j:image

f:id:kumiko0209:20180724090234j:image

f:id:kumiko0209:20180724090122j:image

うーんどっちもよかったなぁ。

あわよくばもっと長時間、ぼーっと眺めていたい。


部屋の壁四方全て鏡で(外から1面だけ中が見えていたのでマジックミラーですね)、床も鏡。

本当に幻想的でした。


ちなみに息子は、下を見たら自分が映ってびっくりして泣きました。笑

まぁ確かに、床が鏡ってこと普段ないもんな。。。笑

 


私達はランタンを見た後、上階に上がる階段がどこにあるか意識しつつ入場階を彷徨いました。

有名な光の部屋とかは、入口が真っ暗なのが特徴です。

通路からそのまま入口がある(通路から中が覗ける)形ではなく、部屋の前に真っ暗なプロジェクションマッピングが映っていない通路があるのが特徴かも。

有名な部屋を別世界にするためなのかなって思います。

なので、中が見えない通路があったらスキップせず入ってくださいね!


ちなみに私らは、宇宙に浮かんでるように感じられる(網状の床で下にもプロジェクションマッピングが映る)部屋の存在を忘れ、結局どこにあるかわからず退場しちゃいました。。。

f:id:kumiko0209:20180725163451j:image

チームラボ ボーダレス instagram より借用

どこにあったんだろうなぁ。

退場してSNS見て忘れてたことに気づいたw

 

なお、館内案内ですが、マップないです。笑

トイレや休憩室は所々矢印だけで提示されてました。

文字もなく絵だけ。これも雰囲気壊さないからいいですよね。

大抵のトイレや休憩室の入口は黒いカーテンで仕切られてます。

内部はしっかり明るいので安心です。

私達は入場階ではトイレとか行ってないので場所わかりません。笑

 

入場階をまわってる間に息子は寝落ち。

最初は自分でも歩いてましたが、何度か床の鏡に自分が映ってるの見てビビって(笑)、途中から歩くの拒否しました。

 

 

上階(4階)

入場側と正反対の突き当たりの真っ黒の壁の手前の通路のひとつに上階へ上がる階段があります。

ここもプロジェクションマッピングで彩られています。

あのね、この階段、意外と長いっすよ。笑

「まだ!?」ってちょっと思った。笑

まぁ息子を抱っこしてたのもあるかもしれないけど。

 

この階段の途中にEN TEA HOUSEがあります。

11時からオープンでした。

お茶の水面にプロジェクションマッピングでお花が咲くってやつ。

息子が寝てるからチャンスかな、とは思ったものの、せっかく寝てるからこそ、先に館内まわったれ!ってことでスキップしました。

ちなみに入場階から上階に行く階段、一方通行?すれ違う人がいなかった。

上階で遊んでEN TEA HOUSE行きたかったら1回降りてまた登るのかしら。。。?

 

さて、上階は小学生くらいだと多分天国です。笑

体を動かす遊び場がいっぱいで、子供率がめっちゃ高かったです。

上階に到着してすぐが宇宙が映ったトランポリン。人数制限ありで時間制で交代するようです。

結構並んでた。

やりたかったけど、子供だらけの中大人1人(息子寝てるので旦那は出来ない)でやる勇気はなかったっす。笑

 

上階上がって最初のエリアはひらけてるんですが、地面がまったく平らじゃありません。

結構起伏が激しい山谷って感じ。これヒールなんて無理です。笑

間違ってヒールやサンダルで来ちゃった人は、階段登りきった後の通路にシューズ無料で貸し出してる所があるんで、履き替えましょう。

たとえシューズで来ても、抱っこ紐で子供抱っこしてると足元見えないですし、結構恐怖でした。

そのひらけたエリアにはトランポリン、滑り台、自分で塗った海の生物がプロジェクションマッピングに映って動くってゆうのがあり、でっかい風船(?)だらけの部屋もありました。

エリア全体をでっかいクジラがプロジェクションマッピングで優雅に泳いでます。

階段を背にして、ひらけたエリアの左奥の一角に、2歳以下のエリアがあります。

2歳以下のエリアなので、ほぼ人がおらず、床もクッションになってるので安心して歩けます。

叩くと色が変わる光のボールもあって、子供も興味津々です。

 

とはいえ寝ちゃってるし。。。

まぁ寝かして写真でも撮るか、と思って抱っこ紐から降ろしたら起きちゃいました。

いいんだかわるいんだか。笑

 

日本人って本当にマナーがいいなぁって感じました。

というのも、館内は休憩場所以外に座るところが一切ありません。

そんな中、2歳以下エリアだけ床はクッションだし、子供を遊ばせながら親が休めるようにか、エリア区切りの意味もあるらしい、腰掛けられる場所があったんですが。

誰も占領しないんですよ。

(わからず占領し始めた中国人観光客でさえ、シラけた我ら2歳以下の子持ち家族の視線に気づき、「2歳以下」の表示(日本語、英語、中国語、韓国語で表示あり)を見て、焦って退出してくれました。笑

f:id:kumiko0209:20180726172426j:image

ここもプロジェクションマッピングが反映されてるので、光るボールを触ったり、壁に映る大きなクジラを指差したりと大興奮な息子でした。

あの光るボール買って持って帰りたかった。笑

 

ちょっと気になったのは、床がクッションでハイハイする子もいるだろうから、靴を脱ぐべきだったのか。。。

私らがこの一角に来た時は先客がおらず、表示にも靴に関して書いてなかったもんだからそのまま入っちゃいました。

でもそのあとほかのご家族が来て、ハイハイしてる子を見て「靴脱ぐべきだった」と思いました。

靴を脱ぐのか履いたままでいいのか、それは表示してほしいなぁ。

脱いだ方がいいとは思うけど、脱いでる人と脱いでない人が混ざってしまっていたから、微妙な雰囲気が流れました。。。

最初にいたうちらが履いたまま入っちゃってたからかなぁ。。。

反省。

 

気を取り直して。笑

ひらけたエリアには滑り台があり、1歳の息子でも、膝の上で抱っこすればOKでした。

ちょっと並んだけど、いっぺんに4人滑れるんで回転は早い。

そして注意!!

この滑り台すんげー滑ります!!ツルッツル!

お子さん膝の上に抱っこする人、かなり滑るから体勢崩さないよう要注意です。

途中で体勢崩したら戻せません。笑

危うく息子の足を巻き込むところだった。。。

 

あと、小学生くらいがいるから更にですが、ヨタヨタ歩きの子は野放し禁止ですね。

小学生突っ走ってきます。笑

もう夢中です。笑

まわり見えてません。笑

 

2歳以下エリア以外は抱っこ必須でした。笑

 

さて、他にも部屋全体緑で、可愛らしい雰囲気の部屋があります。

ここは小学生未満野放し可能かなって感じです。

クッションの家を移動すると、それに合わせてプロジェクションマッピングで道が出来る面白い仕組みになってます。

f:id:kumiko0209:20180726204451j:image

ここも比較的人が少ないです。

 

あとは小学生以上向けですが、木のブランコみたいなのが沢山繋がってるの落ちないように渡って行く遊びや、ロッククライミングみたいなのもありました。

ひらけたエリアから奥に向かうと、最後は自分で色を塗った海の生物が動く他の大きな部屋があります。

ここまでで行き止まり。

 

なお、上階にもトイレや休憩室、授乳室があります。

私たちが使ったのは、ひらけたエリアの巨大風船がある部屋の奥。

カーテンで仕切られており、トイレは入って左、右が休憩室と授乳室でした。

休憩室には自販機がありました。

授乳室にはオムツ替え台が2つ。給湯器と水道もあったのでミルクも作ることが出来ます。

ただ、オムツ用のゴミ箱はなかったかな?

消臭袋に入れて持ち帰ったと思います。

 

1度休憩室に入ったタイミングで、子供に飲み物と例の野菜ジュレをあげました。

そしたらなんと量が多かったのか、ゲップと一緒にケロっと。

服が紫ー!!!笑

着替え1セットをリュックに入れといて本当に良かったです。

 

さて、上階を堪能し、とりあえず入場階に戻りました。

上階から入場階に降りるのは階段を上がって来たトランポリンの近くでした。

上階から階段で降りる手前にシューズ返却場もありましたよ。

下に降りると、そのまま退場する道となってますが、降りきって左手に入場階に戻るカーテンがあります。

このまま出るのも、と思って再入場。

 

が、それが不幸なことに。。。

というのも、この退場の道、一方通行で入場階から退場する他の通路がないらしいんです。

なので、もう1回上階に上がって、また降りてってしなきゃいけませんでした。。。

辛かった。笑

 

ということで、我々はもう1周して退場しました。

 

退場後

退場して通路を進むと、ロッカールーム付近に出てくるので、そのままロッカーから荷物を回収し、ベビーカーをピックアップ。

かなり長い通路のベビーカー置き場ですが、入場時は10台ほどだったベビーカーは通路をほぼ埋め尽くしており、軽く50台は超えてました。

いやー本当開園と同時に入ってよかった。笑

 

9:30頃に到着して9:45くらいに入場、そして12:30頃に退場しました。

なので、気になる所要時間は、ちょうど3時間でした!

一通り見て回って、気になる所最後にもう一回行って3時間ですね。

やっぱ時間かかるわ。笑

 

ネットには再入場希望の場合はブラックライトでしか現れないスタンプ押されるって言ってたけど、積極的にアナウンスしているわけではなかったです。

スタッフさんに声かけないとやってもらえないのかな?

 

退場後はMEGA WEBで車を見てからヴィーナスフォートで遅い昼食。

結局13:30くらいにレストランエリアに行きましたが、かなり混んでました。

特にバイキング形式のレストランTANTO TANTOは長蛇の列。

待ってられないのでコバラヘッタってお店に入りました。

それでも8人くらい待ってましたが。

でも回転が早くすぐ案内してもらえ、かつ先にキッズプレートを出してくれて、しかも外国人スタッフさんが多いんですが、忙しいながらもみんな子供にフレンドリーですごい嬉しかったです!

ありがとうございました!

 

 

ということで、長々と書きましたが、ここで最後にまとめます!

 

まとめ

  • 所要時間はやっぱり3時間くらいかかりました!
  • かなり歩くので、小さい子連れなら抱っこ紐必須!(途中で寝てる子多し)
  • ベビーカー置き場もマザーズバッグを入れられるロッカールームもあります!
  • 持ち込む荷物は極力少なく!でもオムツ用の消臭袋は忘れずに!
  • 必ず運動靴で行きましょう!
  • 食べ物は全面禁止で休憩室でも飲み物オンリーです!
  • 人数制限・時間制限がある部屋やアトラクションは並ぶけど、館内は激混み!ということはなさそう(朝一で入館した場合)
  • 1歳でも十分楽しめ、上階なら野放しに出来る場所(2歳以下エリアと緑の部屋)もあります!

 

ということで、我が家のように1歳の子供でも充分楽しめる場所でした!

本当に別世界ですので、デートにもおススメ。笑

 

あと、インスタ映えやばいっす。笑

部屋そのものもいいですが、人がいるとさらに写真が映えます。

是非被写体連れて行きたいところです。

カメラ好きにはたまらない場所ですね。

私もただの下手の横好きですが、写真が好きなんですよ。

なのでLUMIXデジタル一眼レフ持っていったんですが。

 

他のカメラ好きな方もおっしゃってますが、マジでピントが合いません。笑

そんななか、止まるということを知らない息子を被写体にしたため、とんでもなくブレブレの写真ばかりになりました。

むしろiPhoneで撮った方がマシな写真になりました。

まぁ腕の問題も大きいとは思いますが。。。

 

チームラボ ボーダレスですが、現在9月入場分もチケット購入可能です。

チームラボ初の常設展ということで、いつまでかは今のところ公表されてませんね。

 

あわよくば、ちょっとブームが去って落ち着いた頃に、今度はガチで写真撮りに行きたいです。笑

 

ということで、チームラボ ボーダレス子連れレビューでしたー!!

 

 

以下は私の個人の感想です。

 

新しいテクノロジーとアートの融合ということで、壮大なコンセプトのこのチームラボ ボーダレス。

もともと美術(特に西洋絵画)に興味があり、一時期勉強したこともある自分としては、本当に新しいアートだなぁと感じました。

西洋絵画の見て楽しむものから、近代アート、現代アートと変遷し、ぶっちゃけ「アート」というものが逆に人々から疎遠になっているんじゃないかと思ってました。

自由な発想のもと、作者がアートだと訴えればアートとなってしまう現代アート(有名な便座とかね笑)。

17世紀〜18世紀の西洋絵画って今にも動き出しそうな躍動感があり、見る者を圧倒する力があります。

新しい流れを作った印象派(私が主に勉強したのはこのあたり)は、絵画をそのまま見たままではなく、それこそ「印象」だけで描き、写真のような写実性はないけど、人々にその絵画の雰囲気というか、臨場感を与えるものだと思います。

ここまでは、私のような一般人でも作品の「凄さ」がわかるんですよね。

でもこの後のフォービズムや近代・現代アートってなんだか何が凄いんだか、良い作品なんだかわからんっていうのが正直な感想で。

 

でも、チームラボはそのアートをまた「感動出来る」ものに引き戻したんだなぁと感じました。

誰でも「凄い」と思わせてくれるアートの世界です。

そこにテクノロジーを駆使しているのが本当に革新的だと思いました。

 

ただ、多分チームラボが掲げる「見る人々がアートの一部になる」というのはまだ100%実現はしてないんだろうな、と感じました。

本当に美しい世界です。

ただ、やっぱりあくまでも平面の世界なんですよね。

それでも私が見たことあるプロジェクションマッピングのなかでは格別の美しさでしたが。

 

1歳の息子が大きくなる頃には、平面から立体の世界になっていたら面白いな、と思いました。

 

まぁテクノロジーとかてんでわからんので、それがどれだけ難しいかとか、どう実現すんのかとかはわかりませんが。笑

 

いいなぁこうゆうことを作り出せる技術を身につけたかったなぁ。

 

ということで個人の感想でした!